公道デビューは大失敗!初心者ライダーがエンスト&カーブを乗り越えた方法
早いものでバイクを購入してから1か月以上の時が流れました。
まだまだ毛も生えていないような初心者ひよこライダーの私。
教習所では転びまくりの劣等生。
卒検は、三回目でようやく合格しました。
ということで、公道に出てからも苦労がつきません。
ちなみに公道デビューは淡路島。
途中で転倒して、悲劇になりました。
今回の記事では同じように公道に出たばかりの初心者ライダーが抱える二つの悩みについて、書きたいとも思います。
その悩みとはズバリ
- 信号停止と発信時のエンスト
- カーブが上手く曲がれない
という問題です。
ああ、わかるわかる~!
と共感してくださる方も多いと思います。
そんな時代もあったね…
という遠い目をして微笑んでくださったベテランライダーさんもいらっしゃるかと思います。
私自身1か月バイクに乗って、ようやくこの二つの悩みから解放されつつあります。
なので、同じように悩んでいる初心者ひよっこライダー仲間に向けて、今回は記事を書きたいと思います。
よろしければ、参考にしてください。
初心者ライダーの悩み①信号停止・発信時のエンスト
まず最初に私が悩んだのは
信号で停止するたびにエンストしてしまう問題
です。
もう
エンスト、エンスト、エンスト
エンストの嵐!!!
エンストするためにバイクに乗っているのではないかというくらいのエンスト量。
エンストに愛されるエンストライダーと名乗れるくらいのエンスト具合。
大げさだと思いますか?
決して誇張じゃないです、本当にそうだったんです!!!(泣)
初めてバイク屋から家に帰ったときは
軽く絶望
しました。
こんなんじゃどこにも行けねぇよ、と真っ青。
二回目のバイク乗車で私が向かったのは、通い始めた絵画教室。
エンストしすぎて、目的地にたどり着けず30分遅刻。
その旨を先生にお話ししたところ、実はバイク歴20年のベテランバイカーだったことが判明。
私があまりにエンストすると伝えたところ、わざわざヘルメットとグローブを持ってきて、バイク指導をしてくださりました。
そして、ありがたいアドバイス。
「アクセル、もっと回さないと」
そう、原因はわたしの右手にあったのです。
発信は、左手だけでなく右手の使い方が大切
先生は私と比べると
- 右手の使い方
が全然違いました。
半クラばかりを意識して、じわじわとクラッチを解放。
か弱く右手でそっとアクセルを捻っていた私。
全然進まないバイク、当然エンスト。
一方で先生は、きちっとアクセルも回し、ぶんっとすごい速さで発信していました。
同じバイクだとは思えないです。
さらに
- 「アクセル、戻したら発信しないよ」
とアドバイスをくれました。
確かに私は怖がって、アクセルを回さないばかりか、逆方向に戻す癖さえあったんです。
とにかくアクセルを回さないとダメだ。
この意識をしっかり持つことができたおかげで、帰りの道ではエンストの数が激減!
その日以来、エンストとはキッパリお別れ!
バイクでちゃんと出かけられるようになりました!
ということで、もし同じような悩みを抱えている人がいましたら、左手の半クラではなく
- 右手のアクセルが足りないのではないか
と疑ってみてください。
私はこれだけで、見違えるようにエンストしなくなりました。
教習者のCB400は馬力があり、それほどエンストに悩むことがないかもしれません。
でも購入するバイクが
- 単気筒
という人は、同じような悩みを抱えることもあると思います。
ちなみに淡路島で初めてレンタルバイクをしたエストレヤもエンストばかり。
エンストを全部エストレヤのせいにしてました。
が、完全に自分に原因がありましたね。
初心者ライダーの悩み②カーブが上手く曲がれない
さて、エンスト地獄からも解放されたし、どこにでも行けるぞ~♡
とノリノリだった私。
さらなる関門が待ち受けているとも知らずに。
そう、次に私が悩んだもの。
それは
- カーブが上手く曲がれない問題
です。
というのも調子に乗って、はじめて峠に入った私。
教習所では体験したことのない急カーブを曲がることになり、曲がり切れず、あれよあれよという間にガードレールに左足をひっかける。
それほどスピードをだしてなかったので、大丈夫かな?と思ってバイクを止めて、左足を見てみると
左足が切断されていて
ありませんでした
ということはありませんでした
(突然、何のブラックジョークだよ)
※不快になった方がいらっしゃたらごめんなさい(真面目か)
でも、履いていたジーンズはボロボロ。
どうすることもできず近場の温泉で手当てを受けて、破けたジーンズをヒラヒラとなびかせたまま、自宅に帰りました。
そして自宅に帰り、冷静になってみると
※以下、閲覧注意
うわあああ…
なんということでしょう。
自慢の美脚は傷だらけの痣だらけに…
(美脚どころかもはや閲覧注意画像やないかい)
この後、どんどん足は腫れてあざになりました。
が、一週間ほどで治りました。
このようなケガをしたのは子供の時以来でしたので、皮膚の再生能力はすごいなと少し感動しました。
プロテクターは絶対に必要だと最初の一か月で痛感
さて、この出来事で思ったことは、やはり
- プロテクターの重要性
です。
お前は、教習所に通いなおせ!!!ドへたくそが!!
という声もありそうですが、一応合格したんです!
必死で!(泣)
でもやはりこの状態でのバイク運転が危険なのは、否定できないです。
さきほどのブラックジョークは冗談ではなく、スピードが出ていれば、そのような事態も有り得たでしょう。
バイクに関する事故については、いやと言うほど話も聞いています。
これは神様が私に下さっている忠告かもしれない。
そう思い、すぐに
- 膝のプロテクター
を購入しました。
私が買った膝プロテクター。
2000円ほどの簡易的なものですが、ないよりあった方が安心感。
取り外しがしやすく、軽いため、ちょっとしたツーリングには最適です。
靴もスニーカーではなく
- ライディングシューズ
に変えました。
ライディングブーツはこちらを購入しました。
一万円を切る値段で、非常にレビューが良かったため試しに購入。
理想は丈の長い皮ブーツですが、バイクを降りた後で良く歩くということを考慮。
底が厚く、つま先に硬さがありますのでシフトチェンジが楽。
普通のスニーカーは紐が引っかかる危険もあります。
踝を守ることはできませんし、やはり避けた方が良いでしょう。
そういえば以前、友達と話していたとき
「俺はかっこよくバイクに乗りたいから、プロテクターつけてない」
と言っていたのを聞き
「かっこ悪いなあ」
と思ったのを覚えています。
これから夏になりますが、どれだけ暑くてもきちんと自分の身を守る装備をしようと思います。
結論*バイクは「眼」で走る乗り物
しかしいくらプロテクターで身を守っても、走りが上手くならなければ事故は防げません。
色々と情報を調べた結果
- バイクは「眼」で走る乗り物
とようやくわかってきた気がします。
教習所にいるときも、教習員の方に
- 「必ず自分の行く方向を見るように」
と口を酸っぱくして言われました。
でも教習所のコースって同じものばかりで、周りに車もないので、あまり危機感がないんですよ。
でも公道は違います。
カーブなんて対向車とぶつかったら、一発であの世行きです。
絶対に曲がらないといけない。
このカーブを曲がり切れなかったら死ぬかもしれない。
その恐怖心は、私の視線に現れます。
怖い。
そう思うと、恐怖の対象を思わず見てしまうのです。
で、その瞬間、恐怖の原因に自分からぶつかっていくことになってしまいます。
これってバイクだけじゃなく
- 人間の生き方でも同じ
ですよね。
人生の中でも、何かが怖いと思ったり、どうしようと不安になったりすると、そればかりが気になって注目してしまう。
で、その問題を自分で引き起こしたり、困難を大きくしてしまう。
バイクもおなじなんですよね。
怖いって思って、対向車を見ると、激突。
そして終わり。
バイクは、前だけを見ないといけない。
自分が進む道だけを見て、その先に何があるかだけを見て、進まないといけない乗り物です。
絶対に後ろに戻ることはできない。
ビビッてアクセルを捻らないと逆に、エンジンがストップしてそこから動けなくなってしまう。
バイクは正直です。
私の怯えがそのまま運転に現れるのです。
潔いくらい単純、それでいて、すごく深いなと個人的には思います。
その一瞬に、自分の生死がかかっている潔さ。
まあ結局、何が言いたいかというと、カーブを曲がるときは
- とにかく進行方向を見ることが大事
ということですね。
私もまだまだカーブは課題です。
そして怖がりです。
なのでカーブを曲がるときはヘルメットの中で
「あーーーーー!!!!カーブの時は出口を見る!!!」
とめっちゃ叫んでます。
急なカーブの時は
「出口を見る、出口しか見ない、出口しか見えない、出口、出口、出口、カーブの出口しか見ない、見ない、見ない、見えない!!!」
と連呼しています。
でもおかげで、大分カーブが上手になりました。
あとはこちらのライディング本を読み
- カーブの前で減速
- クラッチは握らない
- アウトインアウトを心がける
と考えています。
▼Amazonで評価の高いライディング本。絵柄がとても古いも。内容を見てみると、学べることが多い。特にカーブの曲がり方、バイクに乗るときの姿勢の大切さ(重心のかけ方)には、ハッとさせられました。
あとYouTubeにあがっている
- 「ホワイトベース教習所」
というチャンネルの動画を見漁っていました。
初心者には、なかなか頼りになる動画が多く、重宝しています。
まとめ*公道デビューで大失敗した初心者ライダーのエンスト地獄
ということで今回はバイク初心者の二つの悩みについて書いてみました。
まずエンスト地獄は
- 右手のアクセルが足りないのではないか
と疑ってみてください。
カーブは
- 視線を必ず自分の行く方向(カーブの出口)に向ける
と頭に叩き込みましょう。
下手くそライダーのわたしはまだまだ学ぶことが多いです。
これから先も失敗をたくさんしてしまうと思います。
ただこのようにブログに記録を残しておくことで、同じような悩みを抱えている人の参考になれば幸いです。
そして私自身も、事故と無縁でいられるように日々、バイクと仲良くなりたいと思います。
それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (9件)
初めまして!
もう20年くらい前になりますが、初めて買ったバイクがVFR400Rという、非常にハイギヤード(1速が教習所のバイクの2速くらい、そのかわり1速で100km/h出ました。)なバイクでしたので全然アクセルが足りず納車直後のバイク屋からの帰りはエンストばかりしてました。家まで帰るには恐怖でしたので、近くの公園において帰り、その日の夜中に取りに行った覚えがあります。(そして、エンストしながら帰りました。)
まわりにV型エンジンのバイクに乗っている友人もおらず、独特のエンジンのため、「このバイクのエンジン壊れてます。」とバイク屋に真面目に言いに行ったのも懐かしいです。
プロテクターは必須ですね、この年になってよくよく生きてるなって思うことがありますもん、バイクは転ぶ乗り物だと思います。普通に乗ってても絶対は無いので、
長文失礼いたしました。
まんせるさん
コメント有難うございます!
1速で100キロとは、凄いバイクですね。私の乗ってるバイクとは、もはや同じバイクというカテゴリーにいれて良いものか躊躇ってしまいます。
エンストは誰もが通る道なんだなと思うと少し安心もしますし、初心者ライダーさんが挫折せずにバイクを楽しめるかと思い、この記事を書いた記憶があります。
そしてプロテクターは必須ですね、本当に。私も無傷のまま歳を重ねていきたいものです。でもバイクは転ぶ乗り物。失敗を重ねないと上達もしませんしね。なんとも難しいところです。
初めまして!
今年8月に中免をとりました。
私も、森さんと同じような理由でFTR223を購入し、同じような悩みをもっているので
とても身近に感じています。
森さんのブログを参考に成長できればと良いなぁと思います。
amuさん
コメント有難うございます!ブログのチェックができておらず、コメントが遅れてしまったこと先にお詫びいたします。
バイクに乗り始めると悩みが尽きないですよね。FTR乗りの女性ライダーはとても多いようなので、私のブログが何かしらの役に立てば幸いです!
絵画教室なのにバイク教わっててうけました!
これから教習始めるのでばっちり保護グッズ揃えて臨みます。
もぐさん
コメント有難うございます!
たまに絵を習っているのかバイクを習っているのかわからなくなります(笑)私は軍手でしたが、きちんとグローブを買って挑んだ方がモチベーションが上がるかもしれません!
教習、楽しんでください!それでは、失礼しました。
始めまして。
つい先ほど免許貰って、バイク屋からバイクを引き取って帰宅してきました。
まさにエストレヤを…
某県庁所在地の中心街を通る必要があったのですが、前の車がつまって交差点の中でエンスト。慌てしまいエンジンもかからず信号が…
つい、教習所のバイクの感覚で低回転のまま発信してしまっていました。
心が折れかけましたけど、自分のドライバーテクニック由来だと思い頑張っていきたいと思います。
matsuさん
コメント有難うございます!
すごく心当たりがあって、読んでいて思わずうあっあと声を出してしまいました。
私も最初はエンスト地獄で外に出る度に涙目で、もうバイクでツーリングなんて絶対に不可能だと思っていたくらい下手です。
それでも何とか泊まりがけで遠出できるほどになりましたので、大丈夫ですよ。慣れだと思います。
教習所のバイクは、低回転でも全然進みますし、同じ感覚で短気筒に乗ると、本当にエンストしまくりですよね。アクセルをもっと捻って、ちゃちゃっと二速、三速まであげると良いと思います。
エストレヤ素敵なバイクですよね、ぜひ沢山いろいろな場所にツーリング行ってみてきださいね。
それでは長々と、失恋しました!
ごめんなさい。最後
失恋しました
になってますが、失礼しました です。
失恋はしてません(笑) それでは、失礼しました!