女一人旅の草津温泉*日帰りでお得な3湯巡り手形を利用した感想
今回の記事では、草津温泉で日帰り3湯巡りした感想をまとめたいと思います。
私は関西住みなので、草津温泉は長年憧れの場所でもありました。
あまり時間がなかったこともあり
- 滞在時間は3時間
- 日帰り立ち寄り湯のみ
という弾丸ショートトリップになってしまいましたが、長年の夢が叶った心持です。
実際に訪れてみて、湯の選び方やめぐる順番なども大切だと感じましたので
- ひとり旅で草津温泉にいってみたい
- 具体的におすすめな湯が知りたい
という方の参考になれば幸いです。
草津温泉へのアクセス方法は?
今回、私は高速バスを利用して、草津温泉に日帰り旅行をしてきました。
高速バスは
- 新宿~草津
- 片道4時間
- 片道料金3000円(早売)
というものでした。
ちなみに私の場合は、友人の結婚式で軽井沢に宿泊する予定がありましたので、軽井沢から草津にバスで移動(片道約1時間半)さらに東京から西に帰りました。
なのであまり時間がなく、とても慌ただしい日帰り入浴になってしまいました。
ぶっちゃけ
失敗したな…
と思う点もいくつかあるので、参考にしてくださいね。
1、草津ちょい3湯巡り手形を購入
まず草津温泉日帰り旅行をする前に知っておきたいのが
- 草津温泉ちょいな三湯巡り手形
の存在です。
この手形を購入すると草津温泉の3つの有名どころの湯
- 「御座之湯」
- 「大滝乃湯」
- 「西の河原露天風呂」
すべてに入ることができます。
3つの湯に入ると、合計大人料金2100円なのですが、手形購入すれば1600円。
つまり通常より500円お得に入浴できるんです。
しかも、有効期限はなし!
(手形としては、非常に珍しいタイプですよね)
最低でも3つの湯に入ると決めていた私は、迷わずこの手形を購入!!!
結局たった3時間の日帰り滞在で、すべての湯を訪問しましたので以下3つの湯に浸かった感想や注意点をまとめておきたいと思います。
2、最初に訪問した「大滝乃湯」
まず私が最初に訪問したのは
- 大滝乃湯
です。
草津温泉バスターミナルからは少し離れているところにありました。
こちらの湯の特徴は、古くから草津に伝わっている「合わせ湯」を堪能できることです。
面白いんですよ~、合わせ湯!
温度の異なる浴槽が、階段式に縦に並んでいて、温度が上にあがるにつれて熱く設定されているんです。
少しずつぬるいお湯から体を慣らして、徐々に熱いお湯につかるんですね。
私も体を慣らしながら、一番上の浴槽に入ったのですが
うわ゛っぁぁぁあ゛っつ!!!
と叫んで、すぐに退いてしまいました。
(修行が足りなかった)
個人的には草津温泉といえば「合わせ湯」というイメージなので、訪問するのをおすすめします。
「大滝乃湯」までの道は坂が多い
「大滝の湯」は設備もきちんとしていて、シャンプーやリンスなども置いてあります。
「合わせ湯」だけでなく、こじんまりとしてはいますが、露天風呂も楽しめます。
ただここはたどり着くまで
- 坂がめちゃくちゃ多かった
ので、行き帰りの道のりで、ダラダラに汗をかいてしまいました。
また道も少しわかりにくいので、グーグルマップなどを片手に歩いたほうがいいです。
私の選んだ道が悪かったのかもしれませんが、かなり急な坂などもありましたので、バス停や中心地から徒歩で訪れる方はご注意くださいね。
3、中心地にある「御座之湯」
次に私が訪れたのは
- 観光中心地にある「御座之湯」
です。
再建されたという建物も趣を感じられるもので、雰囲気はとても良かったです。
中には、非常にこじんまりとした浴槽が2つ並んでいます。
- 「湯畑源泉」
- 「万代源泉」
この2種類の源泉が楽しめるようになっているのですが、これがどちらもすごく良い湯なんですよね。
今回3湯巡りした中で、泉質は一番いいなと個人的に思いました。
シャンプーやリンス、洗い場もきちんとあります。
無料の休憩室もあるようなので、のんびり時間つぶしにもおすすめできます。
「御座之湯」へのアクセスは?
「御座之湯」の良い点は、草津温泉観光中心地にあるという点です。
なので
- アクセスが非常に良い
- 道に迷うこともない
と思います。
周辺にはお土産屋さんもあるので、観光とセットでお湯に浸かるのも〇ですよね。
施設もきれいで、浴衣の貸し出しやタオルの販売などもありました。
「草津温泉の顔」という感じで、とても利用しやすい温泉だなと感じました。
4、大本命!?「西の河原露天風呂」
草津温泉で最後に私が訪れたのが
- 「西の河原露天風呂」
です。
ここの露天風呂の特徴は
とにかく広い!!!
色々な温泉に入ってきましたが、これほど広い露天風呂(泉質も〇)は初めて入るんじゃないだろうかという規模でした。
木々に囲まれて、広々とした露天風呂の中、優雅にのんびり泳ぐようにして体の疲れをとる。
超爽快~!
って両手を広げて叫びたい気分でした。
いやはや抜群の癒し湯だなと思いますので、非常におすすめです。
西の河原露天風呂に洗い場はない!
注意点としては、ここの露天風呂は他二つと異なり
- リンス
- シャンプー
- シャワー
といったものは完備されていません!
私はこの点、非常にしくじったなと思いました(何故なら最後に訪問してしまったので)
髪の毛を洗いたい女性は多いと思いますので、もし訪れる際は
- 湯巡りの最後はやめる
- 別の湯で体を洗う
と計画的にめぐるといいと思います。
西の河原露天風呂へのアクセスは?
西の河原露天風呂は中心地から少し離れた場所にあります。
ただ
- 看板もあるので道に迷わない
ですし、のんびり散歩のようにして歩けるルートだったので負担はありませんでした。
中心地から歩いて15分くらいだったと思います。
もし場所がわからなければ
- 草津温泉観光案内所
の窓口で場所を聞くとすぐに教えてくれますよ。
5、新宿行きのバスに飛び乗り、さようなら
ということで、三つの湯を制覇!!!
本音としては
- もっとのんびり草津観光したかった
です。
ただ東京で夜に予定がありましたし、時間もなかったので滞在はたった3時間。
西の河原露天風呂からあがり、猛スピードで着替えて、飛び乗るよう新宿行きのバスに乗りました。
なので説得力がない注意でもあるのですが
- あまり入りすぎると「湯あたり」
してしまう可能性もあるので、3つくらいに留めておくのが無難かなとも思います。
実際に西の河原露天風呂に行ったとき、受付のお爺さんに
「あんまり急いで入るのは、よくないよ」
と少し心配されてしまいました。
普段、温泉に入り慣れていない方など無理はせず、のんびり草津の湯を楽しんでくださいね。
女性の一人旅に草津温泉はおすすめ?
草津温泉といえば
- 日本三名泉の1つ
ということだけあり、源泉かけ流しを心ゆくまで楽しめます。
(ちなみにあとの2つは兵庫の有馬温泉&岐阜の下呂温泉です)
なので
- 湯にこだわりがある温泉好き
は、特に楽しめる温泉地だなと感じました。
関東住まいの方は、日帰りで訪れることも十分可能かと思います。
ただ本音を言うと個人的には
- 一人より複数人の方が楽しいかも?
と思う温泉でもありました。
知名度もある分、温泉街の規模は比較的大きくて、人でにぎわっている印象です。
ひとり旅はこじんまりした人混み少ない温泉地の方が、のんびりできたりします(笑)
もし機会があったら、今度は誰かと一緒に訪問したいなと感じました。
まとめ|草津温泉で日帰り3湯巡り!おすすめの順番
ということで今回の記事では、一人旅で草津温泉に訪れた感想をまとめました。
良い点としては
- すべての湯が徒歩圏内
にあったので、特に車で移動しなくても湯巡りできる点ですね。
観光地としても、にぎわいがあると感じました。
個人的には
- 「西の河原露天風呂」
- 「大滝乃湯」
- 「御座之湯」
の順番で気に入りました。
やはり「西の河原露天風呂」の雰囲気の良さは抜群で、ここを入らずに草津を去るのはもったいないと思います。
「大滝乃湯」の「合わせ湯」も面白いので、ぜひ訪問してみてください。
入る順番としては
- 「大滝乃湯」
- 「西の河原露天風呂」
- 「御座之湯」
が無難だと思います。
「大滝乃湯」は坂道がつらいので、体力がある最初のうちに訪問し、帰路で汗をかいても流せるように最初に訪問するとよいかと思いました。
その次に「西の河原露天風呂」に訪問し、最後に「御座之湯」に行けば体や髪を洗うことができます。
「御座之湯」は設備がきちんとしていて休憩所もあり、アクセスも良い位置にあるので、最後の〆として利用すると良いと思いますよ。
(私は最後に「西の河原露天風呂」に訪問したのでバスに乗り遅れるのではと冷や冷やしました)
私は3時間しか滞在できませんでしたが、草津温泉は割と広くて見どころも多い気がしましたので
- 日帰りでも余裕をもつ
- 午前に訪問
- 夕方以降に帰路に
くらいのスケジュールで動くのをおすすめします。
それでは当記事がこれから草津温泉にひとり旅しようと考えていた方の参考になれば幸いです。
最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!
補足*温泉一人旅で飛行機に乗るのもアリ
もし温泉が好きならLCCで九州に飛び、1泊するというのもアリだと思います。
航空券は安いですし、フライト時間が短い。
案外に東京から片道バスで4時間移動するよりも楽かもしれません。
草津温泉も念願だったので満足しましたが、やはり九州の温泉すごいなと実感するものもありました。
湯そのものに、破壊力があるんですよね。
今までの自分の中にあった湯の概念を変える、そんな温泉に出会える地域だなと思います。
私が今まで訪れたなかでは
- 霧島温泉の「湯之谷山荘」
のお湯が忘れられません、よろしければ湯巡りの参考にしてください。
私自身まだまだ知らない湯も多い修行の身なので、今後も日本全国の温泉に入りたいなと強く思います。
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