女一人旅のシンガポール*海外初心者におすすめ!実際に旅行した感想
今回の記事では、人生で初めて
- シンガポールに一人旅した感想
をまとめたいと思います。
ぶっちゃけシンガポールって今まで全然興味がなかったんです。
でも、実際に訪れてみたところ
シンガポール
めちゃくちゃええとこやん…
ってなりました(心変わり早い)
色々とアジアの国を旅行しましたが、シンガポールはひいき目なしに
- 海外旅行初心者
- 治安が不安な女性の一人旅
- アジアでおすすめ旅行先
としておすすめできると思います。
ということで以下、シンガポール一人旅を決行する前に知っておきたいポイントをまとめて紹介しますね。
当記事がこれからシンガポール一人旅される方の参考になれば、幸いです。
1. 短期間で回れる!シンガポールの「狭さ」
さて、ご存じの方も多いと思いますがシンガポールって
めちゃくちゃ狭い
んですよね。
広さに関しては、東京23区とほぼ同じサイズと例えるとピンとくるかなと思います。
(マレーシアの下、先っぽにあります)
観光の見どころも街の中心部にぎゅっと凝縮されていますので
- 短期間で回れる
- 観光スケジュール立てやすい
というのは、かなり魅力的です。
週末3泊4日で、どこか東南アジアに行きたいと考えた時に
- さくっと手軽に回れる異国
としてシンガポールは、まず第一候補に挙げていいと感じました。
日本からの距離も比較的近く(東京から約7時間)安価な航空券も多く出てます。
旅行のしやすさが魅力なので、もし私が
- はじめて海外旅行に行く
という方にアジアの旅行地をあげるなら、シンガポールは確実に入れると思います。
2. 女性1人でも夜歩きしやすい
女性ひとり旅で海外に行くときに一番気になるのが
- 治安
- 夜の出歩き
といった点です。
この点、シンガポールは治安面で不安になることが一切なかったのも魅力でした。
街にはゴミも少なく、清潔感があります。
スリの多いヨーロッパと違い、地下鉄にも不穏な雰囲気は一切ありません。
(ぶっちゃけ大阪より治安良いかも…と感じたレベル)
女性の1人旅の場合は、不用意に深夜遅くまで外出したり、夜ふらふらお酒を飲むといった行為はどこの国でも推薦できません。
ですが
- 夜景を眺める
- ナイトショーを満喫する
といった健全な夜観光の楽しみを女性が味わえるというのは、シンガポールという国の大きな魅力だと感じました。
なので
- 女性の1人旅で海外行ってみたい
という人には、最初の1歩としてもシンガポールは非常におすすめです。
シンガポールの注意点
治安面の注意点は特にないのですが
- 日本にはない刑罰や罰金がある
というのがシンガポールの特徴。
(むしろ治安よりこっちの方がウッカリ罰金対象になってしまうので、危険かも)
例えば
- 地下鉄での飲食
- ポイ捨て
- 公共の場での喫煙
- 横断歩道外での横断
なども罰金罰則の対象となります。
シンガポールは罰則が厳しく、ゆえに秩序がきちっと保たれてる国なんです。
バスの中でも飲食禁止の張り紙があるなど日本と異なる部分も多かったので、この点うっかりしないよう事前に調べておくことをおすすめします。
それでは以下、実際に訪れた観光の見どころも紹介してみますね。
3. 動物たちと触れ合える「シンガポール動物園」
まず、私が訪れたなかで女性の一人旅におすすめできると感じた観光地が
- シンガポール動物園
です。
まあここ、とにかく広くてビックリなんですよ!
人口ジャングルの中に様々な動物たちが生息していて、至近距離で触ったりすることもできます。
家族連れやカップルにもおすすめですが
- 園内がかなり広い
- =自分のペースで好きなように周りたい
という点で、ひとり旅の人にも比較的おすすめできると感じました。
動物園って複数人で行くと好みが別れたり、途中で歩くのに疲れてしまうことも多いですよね。
広い場所なので、のんびり自分のペースで回れたのはとても良かったです。
ちなみに私、動物園大好きなんです。
一人でベンチに座り猿の群れを眺めながら、今後の人生について思いを馳せたりしていました。
シンガポール動物園のアクセス
シンガポール動物園へのアクセスは、こちらの記事でまとめてます。
動物園訪問前に知っておきたいポイントもまとめていますので、ぜひ一読くださいね。
ちなみに
- 「シンガポール動物園」
- 「ナイトサファリ」
- 「リバーサファリ」
は隣接していて、全部行きたいならまとめて訪問するのが◎です。
欠点は、入場料と広すぎる点でしょうか。
私はシンガポール動物園1つだけ訪問しましたが、欲張りすぎなくて丁度良かったです。
4. THE近未来体験「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」
シンガポール旅行といえば、絶対に外せない観光地
- ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
にも行ってきました。
園内の中には
- フラワー・ドーム
- クラウド・フォレスト
- スーパー・ツリー・ブローヴ
この3か所の見どころがギュッと詰まっています。
私が一番気に入ったのは、やはり園内1番人気といわれるスーパー・ツリー・ブローヴです。
なんていうかもうこれほんと近未来って感じ。
街の中心にこれ生えてるんですよ、完全にSF映画の舞台じゃん。
ちなみにスーパー・ツリー・ブローヴに関しては
- 特に入場料は必要なし(無料)
- 朝5時~翌2時まで見れる
となってます。
時間に余裕があれば、昼夜両方とも足を運んでみるのがおすすめです。
※ただしツリーの空中遊歩道は有料S$8、9~21時までとなります。
スーパー・ツリー・ブローヴのライトアップは必見
個人的にスーパー・ツリー・ブローヴのおすすめ時間帯は、やはり
- 夜のライトアップ
です。
ゴロっと床に寝そべって、音楽とともにピカピカ光るスーパー・ツリーの群れを眺めます。
このライトアップが、想像以上に奇麗でした。
というか、これ毎日やってるってシンガポール凄すぎないか…と。
(しかも無料で見れちゃうなんて)
ちなみに私が訪問した時は「上を向いて歩こう」などの邦楽も流れて、面白かったです。
所要時間は約10分で、ライトアップ開始時間は
- 19時45分~
- 20時45分~
です。
毎日2回チャンスがありますので、旅行時はお見逃し無いように!
フラワー・ドームとクラウド・フォレストの感想
ちなみに同じ園内にある
- フラワー・ドーム
- クラウド・フォレスト
にも足を運びました。
2つの施設セットで、お値段はS$28(時間は9~21時)でした。
どちらも退屈はしませんでしたが、ひとり旅より複数人旅向けかな…?
フラワー・ドームはこんな感じ。
皆でワイワイしながら歩いたほうが絶対楽しいとは思ってしまいました。
お花の写真はたくさん撮れますね。
あとクラウド・フォレストは高いところ苦手な人は要注意!
でっかい滝があり、その周りをぐるっと歩ける構造になってます。
が、7階建てなんですよ。
で、私、高所恐怖症なんですよね。
何も考えずに、うかつに空中遊歩道にたどり着いてしまったので
絶対渡れない
しゃがみ込んで動けなくなってしまいました。
結局のところ無事渡れましたが、想像以上に怖かった…
個人的にはちょっとした恐怖体験だったので高所苦手な人はご注意を。
※た
だ高所以外の見どころも多くて、なかなか楽しめるスポットだとは思います。
5. 大満足の「ナイトショー」は必見
シンガポール観光の見どころとして、絶対におすすめしたいのが
- ナイトショー(スペクトラ)
です。
ぶっちゃけ、自分の目で見るまで
無料で見れるエンターテインメントなんてたかが知れてるんちゃう?
って思ってました。
だって毎日やってる無料のショーですよ?
どうせぴかっと光ってじゃじゃーんって安っぽい音楽流れてさくっと終わって解散って感じだろうって思ってたんです。
でも、今なら昔の自分にいえる
お前シンガポールをナメんなよ、と。
まずもって大迫力!!!
光る、光る、音、光る、音、きらきらきらどかーんじゃごーんピカァァァァァァァァぶしゃぁぁぁぁぁっ゛キラキラキラキラァァァァ!!!!
私「す、すごいっ…」(放心)
そんな具合に目をキラキラ、最後には惜しみなくばちばちに拍手してしまいました。
これ毎晩やるって…シンガポール…ホンマかいな…
無料のショーってレベルじゃないです、ここディズニーランド?って感じでした。
ちなみに所要時間は15分間で
- 20時~
- 21時~
- 22時~(金・土のみ)
毎晩見れるチャンスがありますので、ぜひ足を運んでほしいと思います。
ちなみにショーを見るベストな場所は、こちらの記事にまとめていますので参考にしてください。
6. アートサイエンスにのんびり癒されるのも◎
もう1か所、ひとり旅におすすめするなら
- アート・サイエンス・ミュージアム
に足を運ぶのは良いと思います。
1人旅だと賑やかな場所より、静かな場所でのんびり時間を過ごしたい人もいるはずです。
美術館鑑賞は
- 自分のペースで進める
- 周りの目も気にならない
- のんびり過ごせる
ので、個人的には一人旅にはすごくおすすめです。
あとここ
- 全然混んでなかった
何故か、ガラガラでした(私が行ったのは夕方の時間帯)
サイエンスアートに関しては、日本のお台場にも「森ビルディングデジタルアートミュージアム 」という施設があるのですが…
お台場の施設は人混みもすごいようなので、シンガポールの方が写真撮影もしやすいかもしれません。
値段もお台場の半額くらいですしね…。
ちなみに外に出ると、きれいな蓮の花が植えられています。
夕日にキラキラと池の水が光っていて、きれいでした。
この建物自体も蓮の花を模したもののようで、非常に特徴的です。
マリーナ・ベイ・サンズのエリア内にあり、夜のショーを見る場所も近い施設なので時間があればぜひ足を運んでみてください。
7.ふらっとチャイナタウンへ!異国情緒も楽しめちゃう
シンガポールの魅力である
- 多民族国家
という点は、街歩きの面白さにも表れてきます。
例えば
- チャイナタウン
- リトル・インディア
- アラブ・ストリート
- カトン
など、近未来的な植物園や巨大な動物園といったテーマパークとは毛色の異なるスポットを観光することもできます。
ちなみに私はチャイナタウンとリトル・インディアに足を運びました。
個人的にどちらか薦めるなら、チャイナタウン。
ふらっと足を運んで、1~2時間街歩きするのにぴったりの規模だなと思いました。
少しごちゃっとしてる感じが、東南アジアに来てるなという感じがして、面白かったです。
全体的にカラフルな街並みなので、写真映えもすると思いますよ。
他にも時間がある人は
- セントーサ島
などに行って、ユニバーサルスタジオで遊ぶこともできますね。
こんな感じでシンガポールは広い国ではありませんが
- 観光客が十分に楽しめるスポット
が多く、色々な顔があり非常に興味深いと思いました。
シンガポール一人旅のココが気になる
それでは最後に、これからシンガポール一人旅に行く人向けに
- ここが気になる!
- ちょっと不安かも…
とムズムズしそうな点をサクッと簡潔にまとめておきますね。
実際にシンガポール一人旅した感想(&反省点)として、参考にしてもらえれば幸いです。
Q. シンガポールの食事は美味しい?
あくまで個人的な意見ですが、シンガポールの食事は
フツー
感動もない食べれなくはない、きわめて普通な味ですね。
(たまに値段の割にマズイものもあったり…)
美食を求めて海外旅行に行くなら、タイなどに足を運んだ方が良いと思います。
一番美味しかったのは、チキンライスでした。
日本食のお店も多いですし、セブンイレブンに日本で売ってるお菓子などもあります。
Q. シンガポールで治安の悪い地域は?
シンガポールは全体的にとても治安のいい国ですが
- 治安が悪いといわれる地域
も一部存在します(これは日本も同じですね)
具体的には
- リトル・インディア
- ゲイラン地区
の2つです。
ガイドブックにも載っているので実際、私はリトル・インディアに足を運びましたが
- わざわざ足を運ばなくても良かった
と感じたのが本音です。
少し不穏な場所だな…と肌で感じて調べたところ、やはりスリや盗難が多発する地域として挙げられる場所でした。
訪問は夜を避け、昼に。
安宿もあると思いますが、安全面を考慮して避けるのが無難でしょう。
また、ゲイラン地区に関しては
- シンガポール唯一の売春街
なので、女性の1人旅では避けた方がいいと思います。
(規律厳しいシンガポールの中で唯一売春が合法とされてる特殊なエリアです)
最寄り駅は
- アルジュニード駅
- カラン駅(徒歩圏内)
なので、駅近くの安宿でも避けたほうがいいかもしれません。参考までに。
Q. 日本語は通じる?英語できなくて不安…
一般的にシンガポールの公用語は
- 英語
- 中国語
- マレー語
- タミル語
になります。
基本は英語でのやり取りになりますが、それほど不安になる必要はありません。
欧米と違って
- 日本語OKのホテル
も多くありますし、観光地周辺には日本人も多くいます。
日本語が通じやすい海外ということなら、台湾やグアムなどに行った方が良いです。
が
- 英語で海外旅行してみたい
と感じた時、日本からの距離も近く治安も良くチャレンジしやすい国としてシンガポールは非常におすすめです。
Q. おすすめ旅行日数は?
シンガポールは観光地間の距離も近いので
- 3泊4日
で十分に楽しめると思います。
4日の休みをとるのが厳しい人は、2泊3日でも全然可能だと思いますよ。
るるぶなどにモデルプランが載ってるので、参考にするのがおすすめです。
(ちなみに、るるぶはAmazonプライム会員なら無料で電子版読めます)
Q. 旅費はどれくらい?
私の場合は4泊5日で、航空券を抜くと
- 23399円(宿泊費・観光費など)
でした。
きちんとしたホテルに宿泊するなら、ざっと3万円くらいでしょうか。
航空券を合わせたら3泊4日で
- 5万あれば余裕
という感じだと思います。
(宿泊するホテルにもよると思いますが、参考までに)
※私の場合、航空券に関しては
- ラオス~シンガポール(7096円)
- シンガポール~アテネ(26830円)
だったので、一般的ではないと判断し除かせていただきました。
日本~シンガポールの往復航空券なら、早めの予約で安い便なら1万円台もあるはずです。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
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Q. 物価は高い?
シンガポールは
- 物価が少し高め
だと思います。
外食に関しては特に「この値段でこの味か…」と感じることが多かったです。
あと
- 有料の観光スポット値段高め
とも感じました。
この点、クーポンや事前予約などをうまく活用して節約するのがおすすめです。
シンガポール旅行は「Voyagin」に事前予約の割引チケットが多く揃っています。
人気どころのリンクも貼っておきますので、よろしければ参考にしてください。
Q. 宿泊エリアはどこがおすすめ?
シンガポール観光の目玉である
- ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
- マーライオン
- マリーナ・ベイ・サンズ
- シンガポール・フライヤー(観覧車)
などは、すべてマリーナ・ベイというエリアに集中してます。
なので
- マリーナ・ベイ駅
- ベイフロント駅
- プロムナード駅
- シティ・ホール駅
- ラッフルズ・プレイス駅
- タウンタウン駅
あたりが、移動は楽なのではと思いました。
(観光は、ベイフロント駅を中心にスタートすると楽なはず)
ただしエリア的に、宿の値段がお高い可能性大。
シンガポールの地下鉄は判りやすいものですし、少し離れた安宿に宿泊して移動するのもOKだと思います。
※移動は地下鉄(MRT)が主になるので、最寄り駅近くのホテルがおすすめです。
Q.シンガポールひとり旅の難点は?
個人的にシンガポールって
- 治安良い
- 安全
- 夜も歩ける
海外になれていない女性の一人旅でも、すっごく観光しやすいと感じました。
ただあえて難点をあげるなら
ちょっと寂しい
(え?)
自分でいうのもアレなんですが、私、割と孤独に強いんですよ、もはや孤独が親友みたいな。
それこそ1人で色々な国に出かけましたが、シンガポールはちょっと寂しかった。
私にはキラキラしすぎてたんでしょうね…
ピッカァと光る夜景見ながらフッと
(10年後も20年後も、ずっと一人なのかな…)
と、考えてしまいました。
華やかでアトラクション的な要素の強い観光スポットが多いので、ふっと闇落ちしてしまう可能性はあるかもしれません。
一人旅なら、ラオスあたりでぼんやりメコン川眺めてる方が幸福かもしれませんね。
まとめ|シンガポール一人旅の感想は?
ということで全体的な感想としては
- シンガポールは女性の一人旅におすすめ
という内容でした。
- 夜の出歩きも可能
- スリの不安などもない
- 街に清潔感がある
治安の良さ&観光のしやすさに関してはアジアでピカ一かなと思います。
アジアで安心安全の一人旅を決行するなら
- シンガポールは第一候補
って感じですね。
物価は少し高めでも、比較的安価な航空券が転がっているので、旅費はそんなに膨らまないはず。
ぜひ週末のお楽しみとして、シンガポール訪問してほしいなと思います。
急成長する東南アジアの勢いとは
さて、少し恥ずかしい話なのですが、私は自分の足で海外旅行に出るようになるまで
- 日本はアジアの最先端を走ってる
と浅薄ゆえ信じきっていました。
(なのでタイのバンコクに初めて行ったときは、かなり驚いた)
冷戦後に生まれて、両親はバブル世代ど真ん中…
同世代の方には、きっと私と同じ印象をもってる人も少なくないと思うんです。
だからかもしれませんが、シンガポールの街を見て
これが未来都市か
と、眩暈を覚えるような新鮮な驚きがありました。
バカみたいな表現かもしれませんが、あっと驚く勢いのようなものを全体的に感じたんですよね。
多分、この記事にたどり着いた方の中には
- 英語を話せない不安
- ひとり旅に出る怖さ
をもって、旅行を悩んでる人も少なくないかもしれません。
が、今まさに
- 急成長してる東南アジアの勢い
を実際に見に行くのは旅行という枠を超えた貴重な体験として、決して無駄にはならないと思いますよ。
その旅行のしやすさゆえ、評価も割れがちなシンガポールですが…
個人的には、大満足!
ということで、興味がある方はえいっと思い切ってシンガポール旅行、実行してほしいなと思います。
それでは最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!
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