【失敗談】財布を持たないで海外旅行するとき注意点
私の中で海外旅行におけるマイルールの1つに
- 財布は持たないようにする
というものがあります。
理由は「スリは未然に防ぐ!海外旅行で観光するときオススメの装備(バッグ)は?」という記事にも書いた通りです。
第一に財布は
- 「ここにお金が入っているよ」と教えるもの
なので犯罪のターゲットにされやすいのでは?と考えるからです。
(ブランドものなら、なおさら危険を招くだけなので)
他にも
- 財布を取り出して、うっかりレジカウンターに置き忘れる
- 財布を持ち歩いていて、うっかり落とす
- 財布を鞄に無造作に入れていて、うっかり盗まれる
と自分の性格の欠点(うっかり者)から判断して、財布を持つのを止めました。
海外旅行の際は「貴重品はセキュリティポーチにいれて肌身離さずにもつ」
これが正解だ、と考えています。
けれども、お財布と一緒に中身まで全部、家に置いてきてしまったとなれば、本末転倒ですよね。
なので今回の記事では
- 「財布を海外旅行で持たない場合も、持って行った方が良い中身」
についてまとめておきたいと思います。
初めて海外旅行に財布を持って行かないという旅行者は、ぜひ一読ください。
1、自宅から空港までの交通費を忘れない
当然ですが
- 自宅から空港までの交通費
を忘れずに持って、自宅を出ましょう!
私の場合は電車利用なので
- ICカードに予め多めにチャージして持って行く
ようにしています。
あまりお札は持ち歩きたくないのと、旅行中に帰りの運賃を考慮するのが面倒だからです。
自宅のカードキー等と一緒にカードケースに入れて保存するようにしています。
現金を持たずに電車に乗った失敗談
ちなみに私は海外旅行に行く前に、無賃乗車してしまったことがあります。
ICカードを利用したのですが
- チャージが120円しかない
のに慌てて電車に飛び乗ってしまったんです。
(阿保すぎる)
しかも財布だけでなく、現金も一切持たずに乗ってしまい、かなり焦りました。
(どうしよう)
とかなり沈鬱な様子で、事情を駅員さんに相談したところ
- 「ええで、ええで」
と改札を通してくださり、近くのATMで無事にお金をおろし、運賃を払うことができました。
めちゃくちゃ優しい世界だな、と感動しました。
(そして申し訳なかった)
同じようなことをしてしまわないように、皆さんどうかお気を付けください。
2、キャッシュカード1枚あると◎
念のために銀行のキャッシュカードも1枚だけ持って行きます。
現金をすべて両替してしまう可能性もありますし、帰国した後に現金が必要になる場合もあります。
(日本は現金のみのお店も多いですからね)
また先ほどの場合も、銀行のキャッシュカードを持っていなかったら電車の運賃を払うことができなかったので、大変なことになっていたと思います。
(電車の運賃はクレジット払いできません)
念のために1枚キャッシュカードを持って行き、日本にいるときにきちんとお金をおろせる状態にしておくといいと思います。
3、薄型カードケースで保存
先ほどもお話ししたように、私はセキュリティポーチの愛用者です。
この中に、クレジットカードや現金やパスポートを入れて持ち歩くようにしています。
同様に先ほど話した
- (空港までの運賃入り)ICカード
- (日本で使う)キャッシュカード
- (自宅の)カードキー
も、セキュリティポーチの内側のポケットにまとめて収納して、保存しています。
海外にいる間は、使わないものなので、一番出し入れの少ない場所に入れています。
またよく使うクレジットカードとは分けて収納しています。
その際、利用しているのが薄型のカードケースです。
スキミング防止機能も付いていますし、色々なデザインのものがあるので、おすすめですよ。
ちなみに家の鍵の形は人それぞれだと思いますが、やはり
- 盗まれたら、かなり困るもの
の1つではないかと思いますので、収納場所にはご注意ください。
以前、私の友人はヨーロッパで置き引きに遭い
- 全ての荷物(パスポート、携帯、現金など文字通り全て)
を一瞬で盗まれたことがあると言っていました。
(もう二度と、海外には行かないそうです)
私はこの話を聞いてから、海外旅行では貴重品管理は気を付け過ぎるくらいで丁度よいと思うようにしています。
そして
- 手荷物にはできるだけ貴重品を入れない
というのをルールにしています。
また当り前ですが
- 日本でよく使うけど海外では使わないもの
- =極力、日本に置いていくこと
が大事だと思います。
その意味でやはり、財布を持って行かないという選択肢はメリットが大きいと思います。
4、現金は少なめでOK
お金の管理については、以前別記事にまとめましたが基本的には
- 日本で過ごすときと同じくらいの額
だけを持ち歩くようにするのがおすすめです。
(2~3万円くらいで良いのでは?)
また、私の場合は手持ちのお金を全額両替はせず、或る程度の額だけ最初に両替し、現地で必要になったら、加えて両替するようにしています。
やはり大量の現金を持ち歩くと不安が付きまといますので
- いざ盗まれてもダメージを受けない額
を手持ちのお金にすると◎だと思います。
また現金もセキュリティポーチに保存しています(念のためにバックパックの奥深くや宿の金庫に適宜分けておくこともあります)
5、クレジットカードは必需品
また海外旅行の原則として
- クレジットカードを常に持ち歩く
と考えておきましょう。
この点も過去記事にまとめていますが、クレジットカードなら
- 盗難に遭ってもすぐに止められる
- わざわざ両替する必要もない
- 海外旅行保険も付いてくる
と現金持ち歩きよりも、メリットが大きいです。
例えば以前、質問されたなかに
- 空港での食事の支払いはクレジットで可能か?
といったものがありましたが、基本トランジットの際の空港での食事もクレジットカードで支払いができます。
なので
- 日本~台湾(トランジット)~ウィーン
という旅行の時も、わざわざ台湾で現地通貨に両替して、空港で食事を…という必要は一切ありません。
支払いはクレジットカードでOKだからです。
この点、特にヨーロッパ周遊でもクレジットカードはかなり便利で
- 通貨がユーロではない国(チェコやポーランドなど)
の支払いもほとんどクレジットカードでした。
(なので、どちらの国でも現金はバス代やらロッカー代で必要になる2000~円分くらいしか、両替しなかったです。デビットカードも利用しました。現金しか利用できない場面も、勿論ありますのでいくらかは持っておいた方が◎です)
ちなみに
- たまにレジで不具合が生じることもあった
ので1枚のカードに頼るのは危険です。
最低でも2~3枚(VISAかMasterCard)のクレジットカードを必ず携帯して旅行に出ましょう。
オススメのクレジットカード
ちなみにカードに関しては、海外旅行保険に手厚い
の2つは鉄板の無料クレジットカードなので、とりあえず持っておくのがおすすめです。
特に「エポスカード」に関しては、今ほとんどの旅ブログで紹介されているのでご存知の方も多いと思います。
このカードは無料クレジットカードの中では、現在一番海外旅行保険(疫病・傷害)の額が高いです。
また、最短即日発効なので旅行でカードが今すぐほしいという場合にも非常に助かります。
海外旅行保険については過去記事でまとめていますので、宜しければ参考にしてください。
またカードの詳細に関しては、公式HPを参考にしてください。
まとめ
ということで今回は、財布を持たないで海外旅行をするときに、持って行くべきものについて少しまとめてみました。
まとめると
- 空港までの運賃忘れない(ICカードおすすめ)
- キャッシュカード1枚持って行くと良い
- 旅行中、家の鍵をなくさないよう注意
- 大量の現金持ち歩きは×
- 基本、支払いはクレジットカード
という内容でした。
セキュリティポーチの使い方に関しては、下記事に選び方も含めてまとめていますので、参考にしてください。
セキュリティポーチについては、ダサいという意見もあるかもしれませんが、私自身は、これがない旅行は考えられないです。
また友人が置き引きに遭ってすべてを失った、という話をしましたが、やはりブランド物のコートやバッグを身に着けていたとも言っていました。
財布もまた、ブランド物を好んで普段利用してる方も多いと思います。
日本ではそれがスリの原因になる…ということはまずないですが、やはり海外だと話は変わってくると思います。
財布を持たないと
- レシートもその日のうちにきちんと捨てる
ので、余分なものが増えないのも良い点かと思います。
(私は夜、宿で家計簿に記録をとって捨てていました。必要に応じて写真で撮影して記録として保存しています)
ちなみに私は普段から日本でも
- マネークリップ付きの薄型財布
を好んで使っているような人間なので、元々荷物を持ち歩くのがそんなに好きではないんです。
(多分、メンズ向けのものを使用してると思います)
旅の仕方や好みは人それぞれなので、絶対に財布を持つなという話でも勿論ありませんし、持って行くものも人それぞれかと思います。
あくまで一例として、参考になれば幸いです。
それでは、最後まで記事を読んで下さり、ありがとうございました!
コメント