キンデルダイクの行き方＊ロッテルダムから水上バスで行く方法は？

ヨーロッパ周遊一人旅の中で訪れたオランダ。

なかでも満足度が高かったのが、オランダの世界遺産キンデルダイクです！

キンデルダイクはまさに

「オランダといえば風車」

というあまりに安直なこちらの期待を裏切らない、絶景世界遺産でした！

これからオランダに訪れる方が、キンデルダイクを旅の候補地に入れたくなる記事を書きたいと思います。

言葉や写真では伝えられないほどの絶景を目の当たりにできる場所でしたので、その魅力が少しでも伝われば、幸いです。

キンデルダイクの行き方（アクセス方法）は？

まずは、キンデルダイクの行き方を確認。

今回私はパリを起点にして、オランダに北上するルートでヨーロッパ周遊していました。

途中で旅の候補地に挙がったキンデルダイク。

地図で見ると、実は

• オランダの南

にありました。

ベルギーの都市ブリュッセルから車で２時間ほどの距離です。

さらに調べてみると

• ロッテルダム

から、キンデルダイクに行くための船が出ていることがわかりました。

• キンデルダイクはオランダの南
• ロッテルダムから行ける
• ブリュッセル（ベルギー）からロッテルダムまで高速バスで２時間

ということで、私はブリュッセルの次の目的地を首都アムステルダムではなく、ロッテルダムに決めて、高速バスで北上。

ブリュッセル～ロッテルダム間の高速バス（FLIXBUS）料金相場は前日予約でも

• 11～13€

でした。

>Bus travel through Europe | FlixBus

なかなか楽しい！ロッテルダム観光

さてたどり着いたロッテルダム。

ここは日本でいうところの神戸のような街。

戦後復興のために建てられた数多のビルディングは、非常に近代的で斬新なものばかり。

まず駅がこんな感じです。

少し歩くとこんな建物も…！

思わず目を見張ってしまいました。

それまでフランスとベルギーで訪れていた街とは、全く様相が異なります。

すごくセンスの良いビジネス街といった感じ。

観光客が少ないせいでしょうか。

それまで訪れた観光地よりもずっとゴミが少なくて、秩序があるようにも感じました。

個人的には街歩きがしやすく、とても好感のもてる場所でした。

また、ロッテルダムはずっと行きたいと思っていた美術館もある都市。

個人的にとても観光を楽しむことができました。

▲ずっと訪れたかったロッテルダムにあるボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館にて。美術鑑賞が趣味の方には、非常にお勧めしたい美術館です。

▲ロッテルダムの有名なキューブハウスも見に行きました。住み心地が気になる。

ロッテルダム観光については、こちらの記事に別途まとめましたので参考にしてください。

キンデルダイク行き＊ウォーターバスの乗り方（アクセス）

ロッテルダムのゲストハウスで夜を過ごしつつ、キンデルダイクに行こうと情報収集を開始。

するとロッテルダムからキンデルダイクに行くには

• 船（ウォーターバス）に乗る必要がある

と、わかりました。

ウォーターバス……！

なんだか冒険っぽい響きですね、胸が高まります。

さらに調べてみると、キンデルダイクに行けるのは

• 「waterbus202」便

だと判明しました。

地図で検索してみると、こんな感じです。

先ほど紹介した駅から、徒歩２キロ南下した場所にあります。

先ほど紹介したようにロッテルダムは見ていて面白い建築が多いです。

また治安も良いように感じましたので、早朝歩いて港に訪れることにしました。

ちなみに私はオフラインマップを利用して街歩きをしていました。

参考にしてください。

ウォーターバス乗り場周辺の写真

さて、気になるウォーターバスの乗り場は、このような感じです。

左手に

• エラスムス橋という大きな橋がある

のが目印になります。

キンデルダイク行きウォーターバス｜年間時刻表

また看板に詳しい時刻表や情報が記載されていたので、写真を撮っておきました。

これから訪れたい人の参考になるかと思いますので以下、参考にしてください。

【平日】

【年間時刻表（週末）5～10月のみ】

月によってウォーターバスの運行時間が変わるようです。

事前に出発時刻を把握しておくことをおすすめいたします。

また私は乗り換えをしたくなかったので

• 午前の直行便

を選びました（8月の週末でした）

【料金表】

【その他のルート】

【ウォーターバスの路線】

自転車のレンタルもしているようでした。

（徒歩でも十分楽しめました）

ロッテルダムからウォーターバスに乗るまで

さて、気になるウォーターバスはこんな感じです…！

ブゥーン…

わぁーお♡

白髪の女性の案内係の誘導に従い、無事乗船完了。

ウォーターバスのお金は

• 現金のみ対応で片道４€

でした。

現金を忘れないように、ご注意ください。

支払いはウォーターバスに乗ってから、案内係の方が順番に対応してくれました。

料金を渡すと、チケットと交換してくれます。

ちなみにウォーターバスには30分も乗っていなかったと思います。

船酔いの酷い私でも全く大丈夫だったことも補足しておきますね。

ちなみに私は早朝、ウォーターバス乗り場に到着したのが早く、ぶらぶらと歩きながら時間をつぶしていました。

しかし

• 出発時刻30分前には人だかり

で少し焦りました。

下は乗車後の写真なのですが、午前の便よりも混んでいたように感じました。

船に乗らないとチケットは買えないので、時間に余裕を持つことをお勧めします。

たどり着いたキンデルダイク

無事、キンデルダイクに到着。

船を降りるとすぐに看板があります。

人の流れに従うように歩いて行きます。

すると…

お、

おおっ……！！！

すっごい

曇ってる…！！！

しかし横を見るとこんな景色が

うぅむ。

お天気が良いのか悪いのか不思議な天気。

風車にもっと近づきたい一心で、遊歩道を歩いて行きます。

てくてく歩くと、何やら可愛らしい屋台を発見！

とても小腹が空いていたので購入してみました。

なんていう食べ物なんだろう。

甘くてふにゃふにゃのタコが入っていない美味しいたこ焼きのような味でした。

キンデルダイクは写真好きには堪らない観光地

キンデルダイクは、とくに有名な建物があるわけではありません。

どこまでも真っすぐに道が続いていて、静かに風車が佇んでいます。

私は、何時間もこの道を歩いていました。

うんと広い水路、草原。

空が延々と続くだけの場所ともいえるでしょう。

晴れ間が見えると、空の青さが水に反射して、美しいです。

歩いている途中で、ヤギにも会えました。

のどかです。

午前の最初の便で来たからでしょうか？

あれだけ人が乗っていたはずなのに、まるで絶景の貸し切りのような状態でした。

どこまでも道が続いているので、凄く開放的です。

キンデルダイクの凄い処は

360度何処を切り取っても絶景

なんです。

至る所に牛や馬やヤギがいます。

一面が緑と青の世界に彩られていて、本当に別の時代の別の世界に訪れたかのような気分になりました。

風車は近づいて、間近で見ることもできます。

遊歩道の入り口のところにチケット売り場があり、購入すると中に入れるようでした。

今思うとキンデルダイクは旅の中で１、２を争うくらいにシャッターを切った場所でした。

趣味が写真撮影という旅好きの方は多いと思いますが、絶対に満足できる場所だとも思います。

だって下の写真を見てくださいっ…！

…

…

自然

最高

わざわざここまで足を運んでるのに

風車見てなくても気分最高

ガンガンにシャッター切ってしまうほどの開放感！

ただひたすら歩いて癒されていました…！

もし今後悩み苦しむことがあったら。

私はまたここキンデルダイクに訪れたいです。

そして、ぼんやりこの道を歩きたいなと心から思いました。

老若男女問わず、本当におすすめです。

帰路につく間にどんどん快晴になっていったのが少し惜しかったですが、とてもよい思い出になりました！

まとめ｜オランダの世界遺産キンデルダイクに行った感想

ということで今回は、

• オランダの世界遺産キンデルダイクの魅力

を伝える記事を目指しました。

内容をまとめてみると

• キンデルダイクはオランダの南の都市ロッテルダムから行ける
• ロッテルダムは治安も良く、美術館や建築が見どころ
• 自然や広大な景色が好きな人にはすごくおすすめ

と魅力をアピールしたうえで、アクセスに関しては

• ウォーターバス202の直行便が楽
• 往復8€：ウォーターバス20分ほど
• 支払いは現金のみ
• 乗船時に支払いする
• 午後便は混む
• おすすめは朝一番

とまとめておきます。

またキンデルダイクは

• アジア人旅行者がほとんどいなかった
• 広いので人混みと無縁
• 無料で楽しめる（施設に入れるチケットもありますが買わなくても良い）
• ロッテルダムから近く安い
• フォトジェニック最高

というのも魅力的ですよね。

お金のないバックパッカー旅行には最適だと思います。

オランダといえば

• アムステルダム

という方も多いと思います。

しかしベルギーから北上するのであれば、ロッテルダムを通り道にして、アムステルダムにも行くというルートも立てやすいです。

実際、私はアムステルダムにも行きました。

が、個人的には満足度が高かったのはロッテルダム（＆キンデルダイク）だったように思います。

▼私の場合はロッテルダムに宿をとり、日帰りでアムステルダムに行きました。が、正直アムステルダムは見どころが多いので、日帰り観光はおすすめできません。

個人的な好みもあるかもしれません。

が、のんびり草むらで寝転んだり、ヤギに話しかけたり、ぼんやり空を見てどこまでも歩いたり。

とても楽しかった。

ちなみにキンデルダイクにはお土産屋さんもあります。

ポストカードが素敵でした。

季節が違えば、こんな風景も見れるのかしら。

風車のある遊歩道から道を逸れると、違う景色が見られます。

こじんまりとした可愛らしい家が何件か並んでいました。

都会もよいけど、田舎も好きです。

キンデルダイクに訪れ改めて思ったのは、ヨーロッパの街並みも良いけれど、やっぱり自然の豊かな場所が好きなのかもしれないということでした。

その後、スイスに行こうと急に思い立ったのも、ここキンデルダイクに訪れたおかげだと思います。

▲登山道具を何一つ持っていませんでしたが、その後スイスの登山コースを歩いてきました。ものすごく感動してしまい、やはり自然の絶景が好きなんだなあと実感しました。

この記事を読んで少しでもキンデルダイクに興味をもってくださる方がいれば、幸いです。

それでは有難うございました！

オランダ一人旅の流れ（関連記事）

当記事内でも紹介しましたが、キンデルダイクへのウォーターバスが出ている

• ロッテルダム

も個性的な建築物が多く、街歩きの楽しい場所でした。

ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館もあり、アートが好きな方にかなりおすすめ。

ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館 – トリップアドバイザー

観光の様子もした記事にまとめていますので、ぜひ一読ください。

ちなみに私のオランダ旅行は

• 1日目ブリュッセル～ロッテルダム（街歩き）
• 2日目キンデルダイクへ
• 3日目アムステルダムへ日帰り
• 4日目ロッテルダム～ケルン移動

という流れですすみました。

ブリュッセルとロッテルダムは距離が近いので、合わせて観光するのもおすすめです。

ケルンはドイツですが、ドイツの北にある街 なので合わせて観光しやすいですよ。

夜景が綺麗なので、おすすめです。

ちなみに現地オプショナルツアーの

• VELTRA-ベルトラ

が、アムステルダムからキンデルダイクへの日帰りツアーも提供しているようです。

デン・ハーグなど他の観光地にも足を運べるのでお得だと思います。

ベルトラの公式HPはこちら

それでは最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました！