【台湾】猫村(猴硐)~十分~九份をひとり旅セット観光してみた感想
今回の記事では台北一人旅で訪れた
- 猫村(猴硐)
- 十分
- 九份
の感想をまとめてみたいと思います。
ちなみに私は1日で、3か所すべてをまわりました!
最大の目的は、映画『千と千尋の神隠し』のモデルになったといわれている九份に足を運ぶことでした。
無事、目的は達成したのですが、いくつか反省点があります。
なので、これから台湾旅行する方が参考にできるようなポイントをいくつかまとめたいと思います。
1、まずは猫村(猴硐)へレッツゴー!
九份は台北から少し距離があります。
どうせ行くなら別の場所とセットにするのも手だ、と私は考えました。
最初は
- 野柳地質公園
にも行こうと考えていました。
でも、どうにも電車の時刻が合わないと思って、諦めたんですよね。
そこで考えたのが
- 猫村(猴硐)
- 十分
- 九份
という3セット旅行です。
距離が近く、セットにしても負担にはならないので、検討してみても良いと思います。
ということで、まずは猫村へ。
- 台北から電車で1時間ほどの距離
- 電車は1時間に1~2本
- 猴硐(ホウトン)駅に向かう
- 値段は56台湾$
でした。
切符は当日、台北の駅で切符を買うことができました。
ちなみに猫村というのは、CNNで取り上げられた台湾の猫の聖地みたいな村です。
では、早速写真を公開。
駅の中はこんな感じ!
猫で村おこしをしてやろうという意思を強く感じます。
日本で人気の化け猫をモチーフにしたような提灯もありました。
若干、呪われそうな感じです。
猫は色々なところで、のんびりしています。
飛び出し注意の看板まで、ありました。
悲惨な事故も多いのかもしれませんね。
とてもこじんまりとした村でしたが、晴れの日だったらもう少し足を延ばして、散歩することができたようにも思いました。
でも、ぶっちゃけ言うと
猫少なくない?
猫スポット大好き人間からすると、少し物足りない気もしました。
猫の聖地に訪れたいのであれば、国内にある
- 石垣の竹富島
- 瀬戸内海の男木島
の方が絶対に楽しめると思いますよ。
まああまり期待せず時間に余裕があれば、ちょっとした散歩として立ち寄るといいかもしれません。
2、十分(シーフェン)で巨大な滝を見る!
この流れで
- 十分
という町にも足を運びました。
猫村からは
- 再び電車に乗って15分ほど
- 15台湾$
で着きます。
ここは天燈(ランタン)を飛ばせる観光スポットとして人気らしく、たくさんの観光客でにぎわっていました。
この十分という駅があるローカル線(平渓線)は、鉄道ファンの間でも話題らしいです。
見てのとおり、店と線路の距離がびっくりするほどスレスレなんですよね。
ただここでも雨がネックになり、天燈を飛ばす気分にはなれません。
代わりに
- 十分大爆布という滝
を見に行きました。
この滝が思っていたよりも迫力があり、見ごたえがあって大満足でした!
十分に足を運ぶ際は、ぜひ立ち寄ることをお勧めします。
この滝の何がいいかというと、結構整備がちゃんとされているんですよね。
かなり至近距離まで近づけるんです。
猛暑に水しぶきを浴びれたら最高だろうな、と思いました。
個人的には、西表島で見た滝よりも魅せられるものがありました。
いつかナイアガラの滝とイグアスの滝を見に行きたいと思い続けているのですが…
大規模の滝を見る前に、国内を含め色々な滝を見て回ってみたいものです。
ちなみに私は十分の駅から、雨の中徒歩で滝まで向かいました。
途中でつり橋を渡ることができたのも面白かったです。
つり橋が線路と平行になっているので、電車の中から滝を見れると思っている方もいらっしゃるようでした。
(が、電車から滝は見えないです)
なので折角ですから、十分に来たときはバスでも徒歩でもいいので、滝が見える観光スポットまで足を運ぶことをおすすめします。
3、九份は夜に行くのがおすすめ
十分で滝を見た後
- 「平渓線」というローカル電車に乗る
- 「瑞芳」という駅で降りる
- バスに乗って「九份老街」へ
向かいました。
で、これは本当にしまったなと思ったポイントなんですが…
- 九份がまだ明るすぎた
これ、大問題なんですよ。
見てください!
昼間の九份、こんな感じなんです!
うーん…
これはちょっと…
なんか、この世界と違う…!!!
お店に入ったり、屋台を巡ったりと奮闘したのですが、なかなか夜にならず。
案外こじんまりとした通りで、3時間もあれば端から端まで何往復もできました。
ちなみに私は映画好きなので侯孝賢の映画『悲情城市』の舞台になったという茶屋で、餃子とお茶を飲んできました。
店内はとても雰囲気があって、良い感じでしたし、食事もおいしかったです。
外のテラスから見える風景。
映画ファンとしては嬉しいものもありますが…
夜だったらもっと素敵だったんだろうな、としんみり。
ちなみに箸袋は完全に日本製でした。
4、九份で食べ歩きをした感想
食事はどれも美味しかったです。
士林夜市よりも、九份の方が美味しく食べ歩きをすることができました!
とにかく量がいっぱいなので、おなかいっぱい!
お店で食べた餃子がかなり巨大だったということもあると思います。
九份老街のバス停を降りて、路地に入ったすぐ右側にあるお店のもちもちとした甘いデザートが美味しかったです。
甘いしょうが味の汁に豆腐とお餅が入っているようなデザートでした。
あとピーナッツの粉とアイスをくるんだようなデザートも食べました。
美味しかったけど、寒かったです。
やっぱり快晴のときに来たいなあ。
すべて食べつくすには、お腹がもたないのでリベンジを期待したいところです。
ちなみに有名な
- 九份茶屋
というお店があって、お茶をすると高いのですが、無料で中を見学することができました。
内装が素敵なので、ぜひのぞいてみてください。
何がいいって、このお店、下に降りて外に出ると右手にひっそりとしたトイレがあるので用を足すのに便利でした。
左手に進み、奥の工房を過ぎて外に出ると、抜け道があります。
表の通りは人だかりで上るのが大変なので、活用すると便利でした。
結論としては、これから九份に行く機会がある方は、ぜひ
- 晴れの日の夜
を狙って九份を楽しんでください。
(妥協しない方がいいですよ)
日が沈むまで雨の中、どうしても時間をつぶすことができず、18時頃、夜景を見る前に台北へ戻ってしまいました。
(もう一回、夜に行ってみたいな…)
5、バスの中はとっても寒い!できれば防寒対策を!
で、帰りのバスですが
超寒い
台北行きのバスに何時間か揺られて家路についたのですが、とにかくバスの中が冷蔵庫みたい!!!
私は生粋の寒がりなので、終盤はがたがた肩を揺らしている始末。
九份に行く際、長時間バスに乗る予定があるのならば、必ず上着を持っていきましょう!
防寒対策を忘れないように気を付けてください。
まとめ|猫村(猴硐)~十分~九份をセット観光してみた感想
ということでまとめると私はこの日、早朝7時にホテルを出て
- 猫村(猴硐)
- 十分
- 九份
という順番で観光に訪れました。
その結果、九份に到着したのが14時頃になってしまい、夜景の九份を見ることができませんでした。
今思えば
- 朝10時過ぎに台北を出ても、全ての場所を観光することができた
と思います。
もし同じ旅程で出かける予定がある方は逆算して
- 17時ころに九份に到着
- 19時過ぎ頃に台北行きのバスに乗れるような旅程
を組むと良いと思いますよ。
- 朝はそれほど早く出発しなくても大丈夫
- 雨の日より晴れの日が◎
- 夜景を狙うのがよい
- バスは冷房が効いている
というのが注意点だと思います。
これから訪れるという人は、ぜひ参考にしてくださいね。
九份にはもう一度訪れたいなと思っています。
このようなことにならないためにも、なるべく夜に九份に足を運んでください。
九份へのアクセスについて
ちなみに私自身は
- 自力で台北から猴硐~十分~九份
を観光しました。
印象としては、バスに乗ったり、バス停まで割と歩いたりとやや移動が面倒でした。
あと
- 夜はバス停が混むという情報も多かった
ので、焦る気持ちがありました。
が、せっかくなら夜に観光したい場所ではありますよね。
個人的には、女一人旅は夜の移動に不安があり、バスも混むので
- ナイトツアーに参加した方が安全で効率も良い
と感じました。
台湾旅行は需要が高く、日本語のツアーも多くあります。
値段もヨーロッパと比較すれば安価なので、宜しければ検討してみてください。
私が次、友人と行くなら参加すると思います。
それでは当記事が、旅行者の参考になれば幸いです。
最後まで記事を読んで下さり、ありがとうございました!
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