女だけどバイクに乗りたい!普通二輪免許を取得する前に知っておきたいこと*まとめ
今回の記事では、これから普通二輪免許を取得する人たちに何か役立ちそうな情報をまとめてみたいと思います。
ちなみに教習所の感想を簡単にまとめると…
すごく楽しいです!!!
ということで、自分の経験から
- 女性だけどバイクに乗りたい
- 普通二輪免許取得を検討しているけど、女だから無理かも
- わからないことだらけで不安
と、二の足を踏んでいる方々を勇気づけられる記事になれば幸いです。
1. 二輪免許を取得するために必要なもの
私の場合は、車の免許をすでに持っていたため、実技教習のみで普通二輪の免許を取得することができました。
教習所は職場に近いところを選び、予めHPでキャンペーン情報などを調べ、できるだけ安い値段で受講できるように手配しました。
内容は
- 何度でも補習を受けられる安心安全パック込みで、ちょうど8万円
でした。
教習に必要なものをまとめてみると
- 軍手(100均でOK)
- 長袖
- 長ズボン(靴下をしっかり履いて、踝が出ない丈の長いもの)
- スニーカー
です。
ヘルメットは購入も悩みましたが
- 教習所にあるものを使用
しています。
臭いという噂を聞いていましたが、個人的にはあまり気にならないです。
すでにバイクを買う気満々ですという人は
- グローブとヘルメットを先に購入
- 教習で使用して、早めに慣れる
というのもおすすめです。
ヘルメットは購入するなら、フルフェイス一択。
※女性用ヘルメット選びに関してはこちらにまとめたので購入時の参考にしてください。
ヘルメットは持ち運びが面倒ですが、グローブは先に購入しておくと軍手よりも運転がしやすいかもしれませんね。
ちなみに私は、下記のグローブを使用しています。
※女性用のおすすめバイクグローブはこちらの記事にまとめているので、参考にしてください。
バイクを趣味にするとお金がかかるといいます。
でも、とりあえず免許を取得するだけに集中すれば、
- 教習費用のみでバイク習える遊園地に出入りができるようになる
そんなイメージです。
控えめに言っても、とても楽しいですよ!
2.安心パックは必要か?
教習所に入るとき、たいていの場合
- ストレートコース(補習は別途料金必要)
- 安心パック(補習何度受けても追加料金なし)
のどちらかを選ぶことになると思います。
後者の方が少しお値段が高いので、前者を選ぶという方もいると思いますが、私の場合は安心パックにして大正解でした。
というのも、初回から補講を宣言されたので…(泣)
運転に自信があるという方もいるので、絶対と言えませんが、少しでもバイクの運転に不安要素を感じている人は、安心パックにすることを強く勧めます。
3.教習申し込み日にスカートを履いていくのは✖
初めて教習所に足を運んだとき、お金を支払って、終わりだと思っていたんです。
ところがどっこい
女性の方は
「教習を受けれるか判断するために、”引き起こし”をしてもらいます」
と告げられ、いきなりバイクと初対面することに。
ということで私、これからバイクとお見合いするのに、フリフリスカートとパンプスで俄然女子装備!
これは、本当に失敗でした。
教習所にもよるかもしれませんが、女性の方は申し込みのときから油断せず、200kgのバイクを持ち上げる覚悟をもった服装をしていくのをお勧めします。
靴は貸してもらえたのですが、やっぱりお洒落スカートだとどうにもという感じでした。参考にしてください。
4.”引き起こし”とは何ぞや?
問題の”引き起こし”とやら。
一言でいうと、これは
- 倒れたバイクを自分の力で持ち上げるという作業
です。
背の低い女性は、脚付きのチェックもあります(私は身長170近いので、パスして下さりました)
さて、世間一般の常識としては
- バイク=男の乗り物という方程式
が存在するかもしれません。
その理由の一つに挙げられるのが、バイクの重量ではないでしょうか。
一般的に教習所で使われる400CCバイクがこちらホンダCB400スーパーフォア
- 重さは約200kg
です。
実際教習所で使われるバイクには、教習に必要なランプなどが沢山ついているので、もっと重いです。
*CB400 SUPER FOUR / CB400 SUPER BOL D’OR | Hondaから引用
ちなみに、私は母親にバイクの免許を取ると宣言したところ
「バイクがどれだけ重いか知ってるの?アンタみたいなひょろひょろに、持てるわけないでしょ!」
と鼻で笑われました。
逆に煽られ、なにくそやってやると意気込み、教習所に乗り込んだ私でしたが最初にこのバイクの”引き起こし”とやらを求められた瞬間
あ、無理だ
と思いましたね。
もう絶対無理、と。
すると、その瞬間、昔、世界丸見え仰天ニュースか何かで聞いた「事故で車に挟まれたわが子の命を助けるために母親が300kgを超える車を持ち上げた」という話をね、ぱっと思い出したんですよ。
つまり生死を意識するレベルで
無理だ
と思ったということです。
でもこれができないとバイクの教習を受けれない。
必死の思いで、腕の力ではなく体全体を使うというアドバイスに従い、どうにか”引き起こし”を成功することができました。
さらにバイクをもって、歩く。
重い、倒れそう
このとき、体とバイクをくっつけろという指示をいただいたのですが、お洒落スカートのためうまくバランスが取れず(涙)
たった10分、15分のバイクとの初対面でしたが、全身から汗をかいており、この先やっていけるだろうかと本当に不安になったのを覚えています。
そんな私の不安が吹き飛んだ理由を、最後に書いてこの記事を終えたいと思います。
5.バイクで走り出した瞬間、”あっ♡”となる
初回の講習では、バイクの乗り方の説明を受けます。
そして、いきなり走ってみろと言われます。
(事前に、教習の本などを見て、バイクの仕組みを知っていた方がいいです)
私は、引き起こしが完全にトラウマだったので、バイクに乗ることにビビっていました。
イメージとしては
- 自分に慣れていない闘牛にいきなり乗る感じ
です。
ちなみに私は最初のこの教習で、闘牛を手懐けることができず、3回転びました。
そんな私がなぜ、挫折することなく普通二輪免許取得に励めたのか。
それはバイクに初めて乗り、走り出した瞬間、”あっ♡”となったからです。
発情したというと少し語弊がありますが、しかしそれに近しい感覚。
乗ってるとき、バイクって全然重くないんですよね。
なんていうか、初対面はDV臭漂うくらい危険な男だと思ってたのに
実は隠れジェントルマンだった
みたいな♡
真面目に語ると、風を受けて、思った通りの道を、一人で、進んでいく。これは思った以上に、これは楽しいかもしれない。
そう直感できたのが、自分にとって幸いだったようです。
今では教習所でバイクに乗るのが、一つの楽しみになっています。不思議なものです。
まとめ|女性が普通二輪(バイク)の免許(中免)取得
教習所に通っている女性、多いですよ。
- 男女比は7:3
というところでしょうか。
多いときは、女性の数が男性を上回ってる日もあります。
芸能人でも、フィギュアスケートの荒川静香さんが大型免許を取得していることで有名です。
ほかにも
- 吉川ひなのさん
- 眞鍋かをりさん
- 高岡早紀さん
- 松雪泰子さん
などが、バイク愛好家として知られていますよね。
イメージ的にはこんな感じ♡
別にバイクに乗れるようになったら美人になれるってわけじゃあーないけれども
(真顔)
一度は髪をなびかして、皮のジャケットとブーツを履いて、峰不二子のように颯爽と道路を走り抜けたいと願ったって悪いことじゃありません。
スパイ映画好きなので、バイクに乗ってる女スパイに子供のころから無性に憧れていたのも原因の一つかもしれません。
▲私のバイクに対する憧れは完全にスパイ映画から来てると思います。
私は昔から男趣味なところがあったので、よく「男に生まれたかった」と思います。
けれども最近思うのは女性だからこそスカートもはけて、化粧もできて、そのうえバイクにだって乗れちゃうんだということです。
そんな欲張りな生き方を、年を重ねるごとにどんどん広げていきたいと、最近では思います。
と言いつつも、事故が怖くて、バイクを購入するか否かでは悩んでいる次第なんですけど。
もし購入することになったときは、必ずプロテクターの入ったジャケットなどを揃えたいと思います。あとお金と相談!
とりあえずバイクに興味があって、免許取得を考えている女性の皆さん。
悩んでいる時間がもったいない!
免許だけでも取ってみませんか?
楽しいですよ♡
そんなお誘い記事でした。
自動車の免許を取得していない場合は?
私は車の免許を持っていたので、追加で二輪を時短で取得できました。
もし車の免許を取得していないのであれば、バイクと車を合わせて免許を取得した方が安く、簡単だと思います。
社会人になってしまうと時間がなく、車の免許を取得できないまま…という話もよく聞きます。
何だかんだで車を運転できると便利なことは多いです。
自分が学生をやり直すなら、絶対に免許合宿で取りますね。
- 時間かからない
- 集中して運転を学べる
- 友だちと参加できる
- 一人でも友人つくる機会になる
- 食費も付いてくるプランなら一人暮らしには得
一人暮らしの身分から考えると、値段も比較的安い。
私は学生時代に自宅付近の教習所に通っていたのですが、だらだらと1年くらいかけて通いやっと車の免許を取得したという感じでした。
友人が合宿に誘ってくれたのを断ってしまったのを、後から悔やんだのを覚えています。
合宿で免許を取ると運転が下手という噂もありますが
全く関係ない
1年通っていても運転下手のまま卒業した私が保証します。
なので車の免許も取得したいという気持ちがある人は、検討してみるのがおすすめです。
後日談
その後、無事免許を取得しバイクを購入することになりました!
無事ツーリングに行くこともできて、満足しています。
購入して感じたことは、バイクを買うと教習所に通っているときから決めているのであれば
- グローブとヘルメットを事前購入し、教習所で使用することで慣れておくと得
ということです。
教習所では、ジェットヘルメットの使用が基本だと思います。
公道では絶対にフルフェイスのヘルメットをかぶった方がいいです。
教習所で、フルフェイスのヘルメットに慣れておくと、公道に出たときに安心感があると思います。
特に女性にとってフルフェイスのヘルメットは重さがありますので、慣れと言うのは大切だと思うんですよね。
ちなみに私が買ったのはこのアライのヘルメットです。
詳しいレビューはこちらの記事を参考にして下さい。
女性はバイクのグッズ選びにも一苦労ですよね。
バイク購入時に一緒に揃えたアイテムも下の記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
女性向けのおすすめバイク(250cc以下)もまとめてみました。
シート高についても記載してるので、参考にしてください。
それでは最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
コメント
コメント一覧 (4件)
いつも楽しく読ませていただき、管理人様のバイクの免許取得記事に勇気を得て現在中免の免許取得に励んでいる二児の母でアラフォー女です。
本当にとても勇気をもらいました、ありがとうございました!
綴さん
コメント有難うございます(^^)
勇気をもらえたという、とても嬉しい報告をいただき、思わずニヤニヤしてしまいました。
無事、免許取得できること願っていますね。それでは、失礼いたしました!
管理人様のblogを見つけ、何度も取ろう取ろうと考えながらも取れずにいた二輪の免許に挑戦する勇気がわきました。女性で乗っているかたも、近年ではちらほら見かけるようになり、バイクを楽しんでいるかたは居るようですが…なかなかツーリング仲間が居るわけではない、単独で取りたい者としては不安が…詳細の困ったことや気を付けることをblogにしていただけるのは共感もできるし、助かります!
これからも楽しみにしています✨
カリンさん
コメント下さり、有難うございます!
私も二輪の免許取得に関しては、かなり不安も大きかったのですが、どうにか卒業もでき、日常的にバイクに乗れるようになりました。
免許を取るということに関しては、車の免許があれば、それほどお金もかからないですし、チャレンジする価値はあると思います!
最初は転んだり、エンストばかりで泣きそうになることもあるかもしれませんが、徐々にバイクに乗れるようになる楽しみも大きなものでしたよ(^-^)
バイクは案外、ソロツーリングの方が安心感があると私は思っています。
教習も自分のペースで受けられますからね。
また何か聞きたいことがありましたら、いつでもコメントください。それでは、失礼致しました!