ブリュッセル観光で食べ歩き*絶対におすすめの食べ物とお店紹介
ベルギー旅行の良かった点は何と言っても、食事の美味しさにありました!
ということでこれからベルギー旅行に行く方に
- 絶対におすすめしたいベルギー料理
をいくつか紹介しておきたいと思います。
宜しければ、旅の参考にしてください!
出店のかりかり「フライドポテト」
さて、ブリュッセル観光の中心地(グラン=プラス付近)には、沢山レストランがあります。
歩きながら、ぼちぼち昼食のことを考え始めます。
そんな中、屋台でフライドポテトが売られていたので、ちゃっかり購入。
かりかりのポテトにたっぷりケチャップ(ソースは他にも選択可能)が乗っかっています。
ボリュームがあり、アツアツで、すごくおいしいです!
もともと小食なので、かなりお腹が満たされました!
街歩きをしながら食べるのにはうってつけですし、とても美味しいので、非常にお勧めできます。
絶対ベルギーで食べたい*「ムール貝のワイン蒸し」
さて今回、私が一番紹介したかったもの。
グラン=プラス、芸術の丘、美術館、小便小僧。
そんなものなど吹き飛ぶくらいの魅力を持ったベルギー名物になります…!
そう、それこそは
ムール貝です!
(フゥ~♡)
実はベルギーといえば「ムール貝のワイン蒸し」が名物で、色々なところにムール貝の看板が立っています。
けど22€は高すぎる、ということで歩き回りました。
あとムール貝はポテトとセットになっているレストランが多いんです。さっきポテトを食べたばかりの身としては、ムール貝だけで安く食べたい。
すると16€でムール貝が食べれるという看板を見つけて、少し観光の中心から外れた場所にあるレストランに入りました。店内はガラガラ。
ムール貝とビールを注文します。
このときは本当に歩き疲れていたので、ビール滅茶苦茶美味しかったです。
ヨーロッパは水が高いので「それならビールを」となってしまいます。
お酒は弱いのですが、好きなので、旅の後半は酔いどれ旅行みたいになっていました。
と、のんびりビールを飲んでいると…!
やってきました、待ちに待ったムール貝です!!!
(どどんっ!)
尾田栄一郎もびっくりの効果音を付けたくなるような迫力を纏い、こちら現れました、すごい量のムール貝でした。
私がスーパーで安売りの時に購入するムール貝のざっと10倍くらいのムール貝が土鍋の中に蒸されています。
(これを一人で食べるのか…そうだよ…だって一人旅だし…)
人生で初めて見る文字通り山盛りのムール貝、シェアする相手は誰もいない。言葉を失う私の視線を次に奪ったのが、そのサイドに飾られていたこれです。
(ギュイィィィィンッ…!!!)
なんということでしょうっ…!
あまりの衝撃に荒木飛呂彦が乗り移ったような効果音が脳裏に響き渡りました。
なんとさきほど食べた
フライドポテトの軽く三倍
ほどのポテトが当然のような顔をしてついてきたのです…!
びっくりして注文を間違えたのかと思ったのですが、これ通常セットのようなのです。
▲出店で頼んだフライドポテト。これでもなかなかの量だったのに。
(なんてこった…)
旅人は目の前のフライドポテトを凝視し、思わず頭を抱えた。
(どうやらこの街でムール貝とフライドポテトは、すき焼きに生卵、白米に味噌汁、寿司でいうところのネタにシャリのような共依存関係にあるらしい…やられたぜ…)
と脳内モノローグを繰り広げてみたものの、状況は変わりません。
幾らお腹が減っているとはいえ、女性一人でこの量は、とてもじゃないけれど食べきれません。無理に決まってます。
いくらムール貝が美味しくたって、風が吹いたら飛んでいってどっかいきそうといわれる軟弱体型の私です。全部完食するなんて、あり得ません。
こんな山のようなムール貝を全部食べるなんてそんな無茶な話が
そんな無茶な話があるわけ……
…
完食しました
サイドのポテトで苦しみましたが、無事すべてを食べ終えることができました。
この美味しさ、写真で伝わったでしょうか?ほんとに美味しかったです。
お店の名前を忘れてしまって申し訳ないのですが、16€でこれだけ食べることができたのも非常にコスパが良かったと思います。
また貝だけでなくセロリやニンジンも入っていて、体にもよさそうでした。
海外での観光って少し食事に困るときもありますよね。
特に一人旅では入りにくかったり…
節約しようとスーパーばかりで食事を購入したり…
でも折角こんなに美味しいものを食べれるのですから、貝嫌いの方以外は、ぜひブリュッセルではムールのワイン蒸しに挑戦してほしいと思います。
超お勧めです。
アーケード街の「チョコレート」
さて、ベルギーはなんだか食事の美味しさに期待できそうだと期待しながら、欧州最古のアーケード街といわれるギャルリー・サンチュベールへも足を運びます。
す・る・と…!
わぁ~♡
ショーウィンドウに大量のチョコレートやマカロンが並んでいるではありませんか!
か、可愛すぎる…!
まさに異界に迷い込んだ夢見る遊歩者のような気持ちです。ベンヤミンのパサージュ論なんかを手に取りたくなりますね…!
個人的に気になったのが、ゴディバの苺チョコレートがけ。
ベルギーにいる間、何度も目にしたのですが、結局購入しませんでした。
私の我が儘を聞いてくれる素敵なボーイフレンドが隣にいたら、思わずおねだりしていたと思いますが、それは煌めくアーケードが見せる儚い幻想。
ということで、いやはや本当に美味しそうなものばかりで、あっという間にお金が消えていきそうです。
色んなお店がありましたので、チョコレートが好きな方は、気になるチョコを少しずつ買うという食べ歩きも楽しそうですね!
- 街歩きをしながらチョコレート店を覗くと楽しい!
とまとめておきます。ぜひ参考にしてください。
舌を疑う美味しさ「メゾンダンドワ」のワッフル
最後に、もう一つ紹介を。
ベルギーといえば多くの人が名物だと認知しているお菓子がありますよね。
そ・れ・は…
ワッフルです。
私も初日の観光で出店のワッフル屋さんの、ワッフルを購入しました。
少し硬くて、日本で食べるワッフルの方が美味しいかなというお味でした。
なのでお菓子に関しては、ヨーロッパよりも日本のものの方が、きっと口に合うようにできているだろうなと思っていました。
何より、甘いものは少し苦手。
お茶がないと食べるのが苦しい。
そのため、ベルギーワッフルの老補「メゾンダンドワ(MAISON DANDOY)」さんにも最初は行くつもりありませんでした。
ここは東京にも支店がある日本人にすごく人気があるワッフル店です。
調べると情報が沢山出てきます。
すると私のような西の天邪鬼は逆に
「ほんまにうまいん?ブランド名だけ先行してるんちゃう?」と疑心暗鬼に。
しかしブリュッセル最終日。
オランダ行きのバスが来るまで時間が空き、足を運びました。
行列という噂もありましたが、お昼前の時間だったということもあ、すぐに入店できました。
メニューにもばっちり日本語が書かれています。
よくわからないので、一番安く甘さ控えめのプレーンタイプのワッフルを選びました。
見た目もとてもシンプルです。
さぁ、どんなものなのかしらと軽い気持ちで、口の中に入れたのですが…
…!
…っもぐもぐもぐ
…むふむふもぐもぐ
…むふもぐむふもぐ
完食…♡
この間、わずか5分くらいでした。ちょっとコシのある本格派のインスタントラーメンができるより早かったです。
これは断言できるのですが、絶対にこのワッフル屋さんには行った方がいいです。
掌返しがすごいですね。でも仕方ありません。最終日に時間がなければパスしようとしていた自分が怖くなるくらい絶品でした。
これは、もうワッフルじゃありませんね。
(どういうこと?)
私たちの知っているワッフルじゃないんです。もうベルギーにしか存在しない別のお菓子だと思います。
あまりに美味しいと連呼すると「このブログ書いてる人、すぐテンション上がって美味しいしか言わないから信ぴょう性にイマイチ欠けるわぁ」思われそうなので美味しいというのを避けましたが、あえていうなら羽毛ですね(え?)羽毛のように軽いワッフルなんです。
鳥じゃなく、天使の羽の方のイメージでお願いします。
しかも値段も安いです。
「メゾンダンドワ(MAISON DANDOY)」のワッフルの奇跡の美味しさ、ぜひベルギーに訪れた際は体験してほしいと思います。
ちなみにダンドワの店舗は二つありますが、ティールームと記されている方で店内飲食ができます。
グラン=プラスからすっと下のような小道に入った場所にあります。参考にしてください。
もしまたブリュッセルに行くことがあっても、このワッフルはまた食べに行くと思いますし、何なら2つ注文すると思います。
まとめ|美食の国*ベルギーの首都で食べ歩き
ということでブリュッセルは
- フライドポテトが美味しい
- ムール貝のワイン蒸しは絶対に食べた方がいい
- ダンドワのワッフルは本当に絶品
とまとめておきましょう!
ちなみに最終日はワッフルを食べた後も別のレストランに入り、エスカルゴなども食べました。
外科医の仕事道具のような器具でエスカルゴを食します。
美味しく頂きました。
ちなみに牛肉のビール煮込みもいただきました。
またポテトがついてた…。
フォークが止まらないです。
食事の途中でパレードが通りかかり、非常に活気がある風景を見ることができて、楽しかったです。
いやはやブリュセル大満足です。
ベルギーはパリ、オランダ、ドイツ、イギリスなどからも訪れることができます。ゲントやブリュージュのいった街も魅力的で、観光地としては見どころが実は多い国なのかもしれません。
振り返ってみると、この旅行費の大部分を占めていたのが食事代。
だってずっと食べてた
パリとベルギーで食事代を使い過ぎて、ドイツでは専ら自炊になってしまいました。
美味しさに負けず、くれぐれも予算と相談しながら、観光を楽しんでくださいね。
ということでブリュッセル旅行記、最後まで読んでくださり、有難うございました!
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