ブログが続かない人は「継続」ではなく「断続」を意識するといい
今回の記事では
- ブログが続かない人
に向けて文章を書きたいと思います。
一般的にブログというと
- 継続が大切
- 記事を書きまくれ!!
- 毎日更新は当たり前でしょ?
という感じのアドバイスが多いですよね。
実際、ブログで成果を出している人は皆、根気よくブログを「コツコツと続けている」忍耐強いイメージがあります。
でも、もしかすると私のように
- 気分屋
- 飽き性
- やる気のムラが酷い
といった具合に残念な自分を自覚しながら、ブログを何年も続けてきた人もいると思います。
ということで今回は、私と同じような特徴をもつ人に向けて
- おすすめの考え方
をまとめておきたいと思います。
宜しければ、ブログ運営の参考にしてくださいね。
1. 前向きにブログを休憩する
さて、この記事で私がおすすめしたいのは
- 前向きにブログを休憩する
という考え方です。
(対策でも何でもないじゃん…なんだそりゃ…)
と思う人もいるかもしれませんが、私はとても大切な考え方だと思っています。
もしブログを運営していて
- 辛い
- 疲れた
- 違和感がある
のならば、それは自分の心が出している大切なサインです。
心に嘘をついて騙し騙しにブログを続けたところで、文章を書くのがさらに辛くなるだけでしょう。
あまりに甘い言葉かもしれません。
人によっては「否」とNOを突き付ける人もいるかもしれません。
休んでいい、と言われても
- ブログは継続が命
という警句が頭に過り、自己嫌悪に陥ってしまう人もいるかもしれません。
でも、それは本当に自分の言葉ですか?
そういった成功論や、他人の視線に縛られて「継続」を強いている気持ちはありませんか?
今一度、自分に問い直すことをおすすめします。
2. 「続けること」と「止めないこと」は別
異論はあるかもしれませんが、私はブログ運営の肝は
- 継続
ではない、と考えています。
代わりに「ブログ運営の秘訣は何?」と聞かれたら
- 「止めないこと」
と即答します。
「続けること」と「止めないこと」は、似ているようで少し違うんです。
というのも私は、基本的にどんな物事も途中で休憩してもよいと考えています。
毎日学校に行くのが辛かったら、たまには休んでも良いんです。
仕事が違うと思ったら、1度辞めてみるのも良いんです。
それは人から見たらポジティブな行動ではないかもしれませんが、自分にとって必要な時間ならそれでいいんです。
誰かとリレーをしている途中で立ち止まったら負けですが、マラソンなら問題ありません。
ブログも同じです。
私は今までブログを運営してきて
- 誰かと競争している
という感覚を抱いたことがほとんどありません。
ブログはむしろ、たった1人でレンガを積み上げて城を作る作業に近しいと思っています。
手が疲れたら、休めばいいんです。
自分の気持ちが向いたら再び積み上げていくだけなんです。
そうしてきちんと丁寧に積み上げたものは
- 簡単には崩れない
というのが、大きなブログの強みなんです。
3. ブログの記事にはタイムラグがある
精神論抜きにして、ブログの記事はGoogleの検索結果に反映されるまでに
- 3か月~半年
という時間がかかります。
なので記事を書いたばかりの頃は、全くアクセスが集まりません。
でも渾身の記事を書き、1度Googleの検索に認知されてしまえば
- アクセスがあまり変化しない
という性質もあります。
私自身
- ブログが疲れた
と感じて、3か月近く更新しなかったことが何度もありました。
でも数か月ブログを放置するくらいでは、PVに大きな変化はありませんでした。
※ただし流行を追うタイプのトレンドブログは別だと思われます。集客方法がSEOでない場合も異なるでしょう。また当然、Googleの突然のアップデートといったリスクを承知したうえでの話です。
短期間でブログを大きくしたい・収益を上げたいという欲望がある人は、毎日更新するのが良いでしょう。
でも「続けられない」と精神的に悩みやすい人がブログ運営するなら
- 毎日コツコツ続けないといけない
というタスク化に、利点は皆無です。
「続けなくては」という発想は、プレッシャーを感じやすい人も多いはず。
だからこそ視点を変えてブログの「寛容さ」に目を向けてみると、かなり気が楽になると思います。
4. 自分のブログの売りは何か?
大切なのは
- 自分のブログの売り
を正しく理解することだと私は思います。
例えば、芸能人のブログであれば
- 日々の出来事
- ちょっとした呟き
でも良いので、毎日更新した方が喜ぶファンは多いですよね。
同じように
- 毎日更新
- 更新頻度の多さ
を1度売りにしてしまったら、休憩をとるのが非常に難しくなります。
- トレンドブログ
も同じで、常に流行の波に乗った新しい情報を提供しなくてはいけません。
なので継続が苦手な人ほど
- 寿命が長い記事
を意識して書き、休憩してもブログに人が来る仕組みづくりを心掛けると良いと思います。
※こういった点は、こちらの書籍に詳しいです。
5. 誰にも褒められず、誰にも責めれられない
それから、もしかすると途中で更新を止めることに
- ファンへの罪悪感
を覚える人もいるかもしれません。
この点、ものすごくネガティブと思われるかもしれませんが、私は
- 自分のファンはほぼいない
という気持ちで、いつも更新しています。
基本は、一期一会。
実際アナリティクスを見てもわかるんですが、リピーターって非常に少ないんです。
個人の運営してる雑記ブログのファンは、超希少です。
だからこそ仮にファンがいてくださるとしたら、私のブログにシンパシーを感じてよほど気に入ってくださった特別な人なのだと思っています。
だからこそ傲慢かもしれませんが
- 少し休憩したくらいで離れない
と思うのです。
数か月更新を止めた程度で離れてはいかない、とこちらが勝手に信頼してもよいと思うのです。
- 更新頻度が少ない
という欠点を嘆くならば、それをカバーするつもりで書くときは全力で文字を打つ。
そういった具合に、自分の別の強みを活かす形で、ファンの気持ちに応えられればよいのではないでしょうか。
ブログの更新頻度をどのように設定しようが、誰にも褒められないし誰にも責められません。
1か月後、半年後、1年後、3年後…
自分が書きたいと思ったときに、また戻ってくれば良いのです。
6. 「今」の自分に「未来」の自分はわからない
もう1つ思うのが
- 遠い未来を見る
という視点のあり方です。
もしかすると「今」の自分は、辛くて後ろ向きで全くブログを書く気が起きない状態かもしれません。
でも
- 1か月、3か月、1年後…
と時間が経った頃には、全く心境が変化していることもあります。
人間の感情が
- ずっと同じ
なんてことは、滅多にないと私は考えています。
情熱の火が燃え続けているように見える人でも、同じ大きさや色を保ち続けてるのではなく、時に弱ることもあると思うのです。
問題は、火が弱ったときに
- もう駄目だ!と水をかけること
です。
自暴自棄になってブログを衝動的に全部消してしまったり、永遠にブログを更新できない状態に自分を追い詰めることです。
完璧な状態でなくてもいいんです。
どんなに拙い状態でもいいので絶やさずに、残しておくんです。
その余裕をもつだけで、ふとした時に気が向けば、その灯りを目印にしてまた同じ場所に戻ってくることもできると思います。
7. 自分にとって必要なら必ず「帰ってくる」
これまでの話で1番重要な点は
- 最後は必ず帰ってくる
ということです。
くどくどと文章を書きましたが、ここで私がおすすめするのは
- いつかは戻る
という前提のある「休憩」です。
ブログに疲れて更新を休憩し、もう永遠に開かなければ「止める」になってしまいますから。
ただ、私はそれさえも
- 自分を責める材料にする必要はない
とも思います。
本当にブログが自分にとって必要なら
- 必ず帰ってくる
からです。
経験則ではありますが長めの休憩をとっても、必ずどこかのタイミングで
- ブログ書きたい気分
になります。
逆にその気配なく仮に10年過ごしきれるなら、人生にブログが必要ないだけなんです。
ただそれだけなんです。
別に罪悪感を覚える必要も一切ありません。
それは良いことでも悪いことでもなく、様々な趣味と同様に単なる相性の問題なのだと思います。
まとめ|ブログを続けられない人に向けて
ということで今回の記事では
- ブログを続けられない
と悩んでる人に向けて記事を書きました。
まとめると「持続」でも「停止」でもなく
- 断続的
という状態を、自分のペースとして認識するというスタイルもあるんだよ、という話でした。
効率は非常に悪いですけどね(笑)
一旦、スイッチを切るとまた動き出すまでに時間がかかりますし、ペースも人より遅いです。
でも
- 自分に最も心地よいやり方
がそれならば、別に良いのではないでしょうか。
継続が苦手かもしれない。
もしかすると、すぐに気持ちが弱ってしまうのかもしれない。
だったら「休憩」すればいいんです。
その度に繰り返しブログを「帰れる場所」にできる人ならば、いつかどこかのタイミングで花開くと私は思います。
休憩してしまう時点で、大輪のバラにはなれないのかもしれません。
でも、のんびり時間をかけてタンポポを咲かせるのも悪くないんではないでしょうか。
さて、今回こういう記事を書いたのは、好きで始めたはずのブログが続けられず自己否定の材料にしている人も案外に多いのでは、と感じたからです。
特に真面目で完璧主義な人ほど自分を追い込んでしまいがちなのでは、と思います。
私もこれまで色々と悩んだ末、今現在の結論という感じです。
この記事を書いたことで
(なんて適当な考え方なんだ…)
と失望されてしまったかもしれませんが、それでも誰かしらこの記事を読んで少しでも肩の力が抜ければ幸いです。
それでは最後まで記事を読んでくださり、有難うございました!
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