ウィーンから日帰りが格安*スロバキアの首都ブラチスラヴァを観光した感想
今回の記事ではウィーンから日帰りで
- 隣国スロバキアの首都ブラチスラヴァ
に訪
「女一人旅のウィーン旅行記」でも紹介したように、ウィーンは滞在中に日帰り観光できる場所が沢山あります。
その一つが
- 隣国スロバキアの首都:ブラチスラヴァ
なんです。
観光した感想を一言で表すと
- ウィーンとは違った街の雰囲気を楽しめる
- しかもウィーンから片道1時間で、交通費も安い
という点が本当に良かったです。
もしかするとスロバキアという国の名前すらよく知らないという人もいるかもしれませんが
- ウィーンから日帰りで行ける観光地を探してる
人にはとてもお勧めできます。
また
- ウィーンからブラチスラヴァの距離や列車の料金を知りたい
- 具体的な予算を知りたい
という方の参考になるよう、ブラチスラヴァ観光の流れを紹介できれば幸いです。
1、ウィーンからブラチスラヴァへの行き方
最初に確認したいのがブラチスラヴァという街の場所です。
地図で見ると、こんなところにあります。
具体的に述べると
- ウィーンから直通列車で東に片道1時間
の場所にあります。
国境は超えますが、2都市間の距離がとても近いんですね!
日本にいると想像し難いですが、ヨーロッパでは本当に簡単に国境を超えることができます。
大阪から京都に日帰りで遊びに行く位の気軽さといえば、わかりやすいでしょうか?
(関西市民にしか伝わらない例え)
パスポートに判子を押されることもないのは、ちょっと寂しくもあります。
でも
- 片道1時間で別の国にも日帰り旅行できる
と思うと、なんだかお得感がありますよね!
ブラチスラヴァ自体それほど大きな街ではありませんし、日帰りでも時間に余裕をもって観光できる点はとても魅力的でした。
2、切符(交通費)が安い
次に魅力的だったのは、ウィーンからの格安で行けるという点です。
私はブラチスラヴァへは列車で行きました。
安くチケットを購入する方法は
- ウィーン国鉄の窓口で販売されている「ブラチスラヴァチケット」
を買うことです。
この「ブラチスラヴァチケット」を購入すると
- ウィーン~ブラチスラヴァの往復列車代
- ブラチスラヴァ内での交通機関乗り放題
- 以上を含めて16ユーロ(約2160円)
で観光することができます。
窓口のお姉さんに「ブラチスラヴァチケット」と伝えれば問題なく買えます。
チケットは4日間使い放題なので、ブラチスラヴァに宿泊される方にもおすすめです。
観光用のパンフレットを貰うこともできます。
列車は1時間に1本です。
▲ウィーンからブラチスラヴァ行きの時刻表です。各時間の16分発車となっています。
▲ブラチスラヴァからウィーンへの時刻表です。午後も各時間の38分発となっています。
(あくまで2018.8現在のものです。ご了承ください)
ブラチスラヴァ行きの列車は、ウィーンの「Wien Hauptbf.」という駅から出発します。
ちなみに、このWien Hauptbf.(ウィーン中央駅)徒歩数分のところにベルヴェデーレ宮殿という場所があります。
列車に乗り遅れて暇つぶしに散歩したのですが、早朝でも庭は解放されていて気持ちが良かったです。
宜しければ参考にしてくださいね。
3、観光がしやすい
ぶっちゃけ、何か凄く有名なものがあるってわけじゃないんです、ブラチスラヴァ。
ちょっと紹介してみましょう!
旧市街の様子は、このような感じです。
落ち着きがあって、散歩がしやすく好印象でした。
周辺で一番目立つのはやはり、ブラチスラヴァ城。
入場はしませんでしたが、街の景色が拝めて満足でした。
写真に映えるのが、こちらの青い教会です。
看板も可愛い!
遊園地にあるお城のようなフォルムでした。
少し旧市街から距離のある丘の上の記念碑サラディーンはこんな感じです。
丘の上にあるので見晴らしも良かったです。
私が最も気に入ったのはこちらのマンホール男です。
彼はとても人気者でして、常に人で囲まれています!
人気者は大変だなと思いました。
さて、ウィーンと比べるとブラチスラヴァは
- 物価が多少安い
- 食事価格も手ごろ
- 観光地が旧市街に一点集中(全てふらっと歩ける距離にある)
- ウィーンとは少し異なった素朴な町の風景を見られる
のが良かったです。
ちなみに私がブラチスラヴァで食べた昼食はこんな感じです。
値段は7.38ユーロ(約996円)でした。
ウィーンと比較するとビールも飲めて、この値段なら安いかなと思います。
記念碑(サラディーン)までは坂だらけ
ちなみに街の外れにある記念碑(サラディーン)は地図で見ると駅から近かったので、調子に乗って歩い手向かったのですが、山の上にあり、大変疲弊しました。
途中意識が朦朧としているのではというくらいに暑くて苦しかったです。
- ブラチスラヴァ城
- 記念碑(サラディーン)
は坂の上にあるので、これから訪れる方は市内の交通機関を使うのをお勧めします。
とりあえず観光の際は、駅からは大人しく
- ブラチスラバ中央駅~旧市街(トラム1、バス93)
に乗って旧市街に向かうのが良いと思いますよ。
4、治安は良好
気になる治安に関しては、特に悪いとは思いませんでした。
スロバキアは第二次世界大戦後、共産主義政権下に長らくあり、冷静終結前の革命でチェコから独立した国です。
と書くと何だか不安なイメージをもたれる人もいるかも(?)しれませんが、基本的には他の中欧の国と変わらないと思いました。
ウィーンからの延長で
- 別の国に行ってみたい
- ウィーンとは少し違った雰囲気の街を見たい
という時、旅行プランに入れると良い街だなというのが雑感です。
今回の旅行で残念だったこと
私が今回の旅行で残念だったのは「デヴィーン城」という非常に見晴らしが良いという観光スポットに定休日の為、訪れることができなかったことです。
ここは非常に評価も高く、観光の目玉のようです。
もしこれからブラチスラヴァに訪れるという方は、行き先としてぜひ検討してみてくださいね。
概要は
- 月曜と冬期(11月~3月)定休
- 【5~9月】火~金(10:00~18:00)
- 【5~9月】土日(11:00~19:00)
- 【4・10月】10:00~17:00
- バスは1時間おき(バス29、N29)
- ブラチスラヴァから20分ほど
となります。
余談ですが市内交通網は以下のアプリを使うとチェックできるようです。
宜しければ参考にしてください。
まとめ|ウィーンから日帰りで行けるブラチスラヴァの魅力
ということで今回の内容をまとめると
- ブラチスラヴァは観光がしやすい
- ウィーンから格安で行ける
- 物価も高くない
- 市内の交通網をうまく使うと◎
ということでした。
個人的にブラチスラヴァの印象は、のほほんとしているというものでした。
有名な絵画や建物を拝めるわけではありません。
一国の首都と思うと、非常に素朴だなという印象を受けました。
でも、ふらふらと理由もなく街を歩くのが私は好きなので、個人的には楽しかったです。
観光の見所も、旧市街を中心に回れば、一通り目にすることができると思います。
また、ウィーンとは異なった景観を目にすることができるので、ぜひ旅の計画にブラチスラヴァを仲間入りさせてみることをお勧めします。
それでは、何かしら旅の参考になれば幸いです。
最後まで記事を読んでくださり、有難うございました!
補足*旅行の手配の仕方について
ブラチスラヴァはウィーンとセットにして、日帰り旅行をするのがおすすめです。
- 国鉄でブラチスラヴァチケットを購入
- 当日でもOK
と覚えておけば大丈夫だと思います。
道に迷ったりするのが嫌という方は、昼食付きのツアーに参加するというのもアリかもしれませんね。
参考までに。
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