悩みは笑って忘れよう!おすすめギャグ漫画10選【ラブコメ含む】
今回の記事ではオススメのギャグ漫画を紹介したいと思います。
今まで読んだ中で
- これは大いに笑わせていただいた!
という満足度の高かった漫画を選んでみました。
できるだけ万人受けしそうな読みやすいギャグ漫画を選んだつもりです。
特に、私自身が女性であることを活かして
- 女性が読んでも面白い!
という視点から、女性向けのラブコメ系の漫画も合わせて紹介したいと思います。
お腹の底から笑える面白い漫画を探している人の役に立てば幸いです。
1、西森博之『お茶にごす』(全11巻)
最初に紹介するのはこちら、西森博之さんの『お茶にごす』です。
- 作者: 西森博之
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/08/25
- メディア: Kindle版
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この漫画の主人公は、悪魔のように恐ろしい顔つきをした、喧嘩をすれば百戦錬磨の男子高校生です。
でも本当は心優しくて天然で、もう喧嘩はしたくないと心から願っています。
そんな主人公が自分を変えるために、茶道部に入部。
次第にその部の女部長さんに恋心を抱きつつ人として成長していくという話です。
この漫画の良いところは
最終巻まで読み切った後の読後感が素晴らしく良い
という点です。
とにかく笑えるのも魅力の1つなのですが、ボーイミーツガールとして青春漫画的な良さも詰まっており、とても心が温かい気持ちになります。
西森博之さんの作品は
- 今日から俺は(全38巻)
- 天使な小生意気(全20巻)
- 道志郎でござる(全8巻)
- 鋼鉄の華っ柱(全9巻)
など、全て読みましたが『お茶にごす』が一番お勧めです。
▼『天使な小生意気』もすごく好きですが、20巻あるので少し長いんです。
- 作者: 西森博之
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/08/04
- メディア: Kindle版
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西森漫画の基本的なキャラの特徴としては
- 不良
- 良い意味で愛すべきバカ
- みんなケンカが異常に強い
という一辺倒なものが多く、悪く言えばワンパターンなんです。
けれどもそこには必ず主人公たちが
- 絶対に自分の信念を曲げない
という芯の強さをもっているという共通点もあります。
登場人物たちにカリスマ性があり、読み手の期待を裏切らないというのが西森さんの漫画の魅力です。
また、どの作品にも共通して「女性が強い」んでよね。
西森ワールドの中では、男性は不良である前に紳士であることを信条としなければ生きていけません。
ギャグとバトルシーンが多いので、男性に人気がある漫画家さんだとは思いますが、ぜひ女性にも倦厭せずに読んでほしいと個人的には思います。
とてもお勧めの作品です。
2、森本梢子『高台家の人々』(全6巻)
次におすすめするのはこちら、森本梢子さんの『高台家の人々』です。
電車で読んだら確実に吹き出してしまうので注意!
といえるくらい、笑えるラブコメ漫画です。
- 作者: 森本梢子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/12/25
- メディア: Kindle版
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主人公の女性は、これといった特技や美貌もない地味なOLです。
唯一の特技は、妄想!
とにかく面白いことを妄想をすることだけが得意なのです。
そんな彼女はある日突然、帰国子女ハーフ超イケメンハイスペック男性からアプローチを受けます。
一体なぜ?
そう、実は彼は人の心が読めるテレパスで、彼女の妄想の面白さがツボにハマり惚れてしまったのだった…!
というラブコメです。
この漫画の魅力は、主人公の妄想がマジで笑える点です。
少女漫画なのですが、テイストはかなりさっぱりしています。
ちなみに作者は『ごくせん』の著者である森本梢子さんで、この漫画も相当笑えますよね。
- 作者: 森本梢子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/06/25
- メディア: Kindle版
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こてこての少女漫画というよりギャグ要素中心で展開していくので、男性にもおすすめできるラブコメ漫画です。
3、佐野菜美『坂本ですが?』(全4巻)
次にお勧めするのは佐野菜美さんの『坂本ですが?』という漫画です。
最初に読んだとき、あまりに面白くてお腹が痛くなるほど笑った記憶があります。
- 作者: 佐野菜見
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2013/09/20
- メディア: Kindle版
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スーパー高校生の坂本君が高校生活を無双しまくるというのが全体の流れです。
例えば、トイレでバケツの水をかけられそうになっても…
いじめで教室の机や椅子を隠されてしまっても…
この漫画の良いところは、圧倒的なツッコみの不在です。
最初は坂本君に敵意を持っていた人間も、最終的には坂本君に飲み込まれるように味方になっていきます。
全4巻と非常に短いので、すぐ読めるかと思います。
少し元気がない時などに、手に取ってお腹の底から笑って活力にできる漫画かと思います。
絵柄も綺麗で、女性も読みやすい作品だと思うので、おすすめです。
4、此本和津也『セトウツミ』(全10巻)
此本和津也さんの『セトウツミ』も大変おすすめです。
最初読んだ時に「これは凄い漫画が出てきた…!」と感動したのを覚えています。
- 作者: 此元和津也
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2014/06/06
- メディア: Kindle版
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基本的に1話完結のお話ばかりです。
- 瀬戸(セト)と内海(ウツミ)という二人の男子高校生が、ただ河原で喋っているだけの漫画
になります。
二人の会話のやり取りが非常によく練られていて、思わず舌を巻いてしまうような話が沢山あります。
ヘタな漫才を見るよりも、オチが俊逸で面白いものが多いです。
もはや感動すら覚えるレベルですね。
また、巻を重ねるごとに登場人物も増えていき、少しミステリー的な要素も加わり、最終巻まで気になって読んでしまったという方も多くいると思います。
まだ読んだことがないという方には、ぜひ一読をお勧めしたいです。
5、二ノ宮和子『のだめカンタービレ』(全25巻)
次に紹介するのは、いわずと知れた二ノ宮和子さんの『のだめカンタービレ』です。
- 作者: 二ノ宮知子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/28
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ドラマが大ヒットしたことで、国民的な人気を博した本作品。
個人的にこれは「ギャグマンガの傑作」だと思っています。
特に最初の数巻に関しては何度読んでも、ゲラゲラとお腹を抱えて笑うほどの面白さです。
もうめちゃくちゃ笑わせてもらった記憶があります。
また、語り手である主人公(千秋)が男性なので、少女漫画ですが恋愛要素もかなりあっさりしています。
なので、男性にも女性にも楽しんでもらえる漫画だと思います。
ちなみに二ノ宮和子さんの漫画でしたら『天才ファミリー・カンパニー』もお勧めです。
天才ファミリー・カンパニー (6) (幻冬舎コミックス漫画文庫)
- 作者: 二ノ宮知子
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2012/09/06
- メディア: Kindle版
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6、中村光『聖☆おにいさん』
次におすすめするのは中村光さんの『聖☆おにいさん』です。
- 作者: 中村光
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/23
- メディア: コミック
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第1巻が発売されて読んだ瞬間に「これは、設定から既に大勝利してる漫画だ」と衝撃を覚えたのを強く覚えています。
まず、主人公がイエスとブッダなんですよ!
この発想がもうすごいとしか言いようがない。
彼らは下界へのバカンスとして、日本の東京都立川の安アパートで暮らしています。
二人は遊園地のジェットコースターに乗ったり
プールで泳いだり
毎日楽しそうだよ、というコメディです。
この漫画はちょっとボケが細かいので、正直笑い所がわからないときもあるのですが、笑える回は非常に笑えますね。
ちなみに同作者の『荒川アンダーザブリッジ』は、全然ツボがわからないです。
笑いのツボは人それぞれですからね。
荒川アンダー ザ ブリッジ 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
- 作者: 中村光
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2012/03/12
- メディア: Kindle版
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『聖☆おにいさん』の方が一般的に読みやすいとも思います。
kindleで1巻無料のことが多いですし、試しに1巻だけ読んでみて相性を確認してみるのがおすすめです。
7、東村アキコ『かくかくしかじか』(全5巻)
次に紹介するのが東村アキコさんの『かくかくしかじか』です。
ギャグマンガというより、感動して泣ける漫画なのですが、笑い所も多いので、こちらで紹介することにしました。
かくかくしかじか 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)
- 作者: 東村アキコ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/04/25
- メディア: Kindle版
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東村アキコさんといえば『主に泣いています』や『海月姫』や『タラレバ娘』といったヒット作の多い漫画家さんです。
そんな東村さんの原点となったのが、高校時代に通っていた絵画教室。
そこで出会った恩師との思い出を自伝的に描いた作品になっています。
東村アキコさんの漫画はどれもギャグ要素が強いので笑えるのですが、個人的にシリアスとギャグのメリハリがきちんとしていて一番好きなのは、この『かくかくしかじか』です。
『タラレバ娘』も笑えるんですけどね。
- 作者: 東村アキコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/09/26
- メディア: Kindle版
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ただすごく生き辛そうな考え方の女性が多い、という印象があり、その違和感の理由のようなものが、自伝である『かくかくしかじか』の作者像から読み取れたようにも感じました。
また単体でレビューなども書いてみたいです。
ゲラゲラと笑えるような漫画でもないかもしれませんが、読みごたえもあり、考えさせられる場面も多く、とてもおすすめです。
8、河原和音『俺物語!』(全13巻)
次におすすめするのは河原和音さんの『俺物語!』です。
- 作者: アルコ,河原和音
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/02/25
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主人公の剛田猛男は、その名の通りの怪力を誇り、仁義を重んじ、心優しい、同性から慕われる男の中の男です。
けれども、そのいかつい見た目と巨体が原因で、女子には全く好かれません。
そんな猛男は或る日、痴漢にあった女子高生・大和凜子を助けて一目ぼれしてしまう…という話です。
少女漫画ではありますが、主人公が怪力の大男という異色のラブコメディになっていて、男性が読んでも女性が読んでも、楽しめる内容になっています。
この漫画の良いところは、悪人がいないところですね。
猛男の親友である、イケメン秀才の砂川くんとの友情も見どころです。
とてもほのぼのした気持ちになれる、おすすめラブコメ系少女漫画です。
9、古屋兎丸『帝一の國』(全14巻)
次にお勧めするのは古屋兎丸さんの『帝一の國』です。
- 作者: 古屋兎丸
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/04/04
- メディア: Kindle版
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映画で知ってるという方も多いかと思ったのですが、ぜひ漫画の方も読んでほしいと思い、今回紹介させていただきました。
(漫画を原作としている中では、映画の完成度も非常に高いと思いました)
- 発売日: 2017/11/29
- メディア: Prime Video
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この漫画の時代設定は昭和です。
主人公の赤場帝一には、野心があります。
それは「総理大臣になり自分の国を作る」というもの。
そのためには、全国屈指の頭脳を持つ800人のエリート学生達が通う、日本一の超名門海帝高校の生徒会長にならなくてはいけない!
(という漫画の設定になっており)
「ライバルを全員蹴落として、必ずここでトップに立つ…そのためならなんでもする…どんな汚いことでも…」
生徒会長になるために、帝一がのし上がっていく話になっています。
今までにないタイプのかなりシュールなギャグ漫画になっており、初めて読んだときはかなり衝撃的でした。
全14巻完結の作品ですが、きちんと話がまとまっており、読みごたえがあります。
絵柄も綺麗ですし、男性にも女性にもお勧めです。
10、さくらももこ『ちびまる子ちゃん』
最後に紹介するのは、さくらももこさんの『ちびまる子ちゃん』です。
- 作者: さくらももこ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1987/07/15
- メディア: コミック
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『ちびまる子ちゃん』を知らない人は、日本にはおそらくいないと思います。
けれども、漫画を読んだことがあるという人は、そんなにいないのではないかなと思うのです。
私が幼い頃、実家には漫画がありませんでした。
ただ『ちびまる子ちゃん』だけは全巻あったんです。
それが、本当に面白くて、繰り返し繰り返し読んでいたんですね。
好きな話は、何十回と読んだ記憶があり、1話1話鮮明に覚えています。
子どもの頃の記憶は不思議なものです。
今でもふと「そういや『ちびまる子ちゃん』にもこんな話あったな」と漫画の一場面が、ぱっと蘇ってくるんです。
笑えるだけじゃなく、すっと胸にしみ込んでくるような話も多かったです。
手に取ったことがないという方は、ぜひ一度読んでほしいなと思います。
まとめ|おすすめのギャグマンガ10選
今回の記事では、おすすめのギャグマンガを10選で紹介させていただきました。
他に紹介しようか悩んだのは『社畜!修羅コーサク』ですね。
- 作者: 江戸パイン
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/09/20
- メディア: コミック
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墓多(ハカタ)に左遷させられた社畜、修羅コーサクが主人公のギャグマンガです。
まだ2巻しか出ていないので何とも言えませんが、最初の1話の破壊力がすごかったので、印象に残っています。
他に人気があるのは『かぐや様は告らせたい』辺りでしょうか。
かぐや様は告らせたい?天才たちの恋愛頭脳戦? 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 赤坂アカ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/04/19
- メディア: Kindle版
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「恋愛は惚れた方が負け」
というプライドから、頭脳明晰な生徒会の会長と副会長が恋愛攻防戦を続ける漫画です。
面白いのですが、どちらかといえばラブ漫画のような気もしていれませんでした(笑)
また、どこまでギャグマンガと呼ぶのか悩むところがあるなと思いました。
『かくかくしかじか』がギャグマンガなら、私が好きな『ハチミツとクローバー』という漫画もギャグ漫画だと思います。
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2016/08/10
- メディア: Kindle版
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別記事で紹介している『めぞん一刻』もそうですが、本当に面白いラブコメ漫画はギャグとシリアスのメリハリが非常にうまいですよね。
今回レビューを書きながら、自分自身、笑える漫画が好きなんだなと思うところがありました。
また、今後も面白いと思える漫画を探していきたいと思います。
それでは、当記事が皆様の漫画選びの参考になれば、幸いです。
最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。
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