テックキャンプとテックエキスパートの違い【具体的に比較してみた】
今回の記事では
- テックキャンプとテックエキスパートの違い
についてメモを残しておこうと思います。
私自身、情報をかなりネットで漁った経験があるのですが
- 両者の具体的な内容の違い
については
- どのページも似たような情報ばかり
で情報に乏しいと感じていました。
なので当記事が同じような疑問や不満を抱いている方の参考になれば、参考になれば幸いです。
※2020年10月追記:現在は名称が変わり
- テックエキスパート
- ⇒テックキャンプ(転職コース)
となっています。
ネットなどで昔の口コミなどを見ると混乱しそうなので、注意してくださいね。
1、テックエキスパートはMacのノートパソコンが必要
まず1つ目の違いは
- Macのノートパソコンの購入義務
です。
まとめると
という違いがあります。
テックエキスパートはプログラマーとして働くことをゴールにしているので、仕事道具になるMacのノートパソコンは事前に購入する必要があります。
一方でテックキャンプの場合は
- 自宅で使ってるノートパソコンでOK
- Macのレンタルもあり
でした。
私はWindowsのノートパソコンを使用しているので、有難かったです。
なので現在Macのノートパソコン以外を利用していて、テックエキスパートの受講を検討されている場合は
- パソコン購入代金(+約10万円)
を予め、授業料に上乗せして考えると良いと思います。
2、受講者の年齢幅と真剣度
一言で表すと両者は
と目指しているゴールが違います。
エキスパートは転職のための職業訓練としての意味合いが強いため
- 出来る限り若年層
に推薦されているコースです。
テックキャンプの場合は逆に
- 年齢層が幅広い
- 受講の理由は人それぞれ
と感じました。
パソコンの操作が苦手だ、というお爺さんがチャレンジしていたのも印象的でした。
なのでテックキャンプの方が門戸は広いですが
- 受講者の真剣度
に関しては、高いお金を払っているエキスパートの方が明らかに高いと思います。
3、料金の違い
これは調べればすぐにわかることではあるのですが
- テックキャンプとテックエキスパートでは料金が全然違う
というのも大きな特徴です。
2020年10月現在では
- テックキャンプ(教養コース):198,000円円(税抜)
- テックエキスパート(転職コース):648,000円(税抜)
というお値段です。
テックエキスパート(現在はテックキャンプ転職コース)は、仕事を辞めた人向けの短期集中カリキュラムです。
仕事をしながら通いたいということであれば
- 夜間コース:848,000円(税抜)
という高額料金になります。
その点、テックキャンプは
- 翌月以降は14800円の受講料がプラスされるだけ
なので3か月通っても20万円以下、金銭面での負担は明らかに軽いです。
- 趣味でプログラミングをやりたい
- プロを目指す意識が薄い
のであれば個人的には、テックキャンプを選んだ方が賢いと思います。
4、教室を利用できる時間帯
教室を利用できる時間帯が、異なるのも大きな違いです。
具体的には
- テックエキスパート(転職コース):平日9-22時|休日11時-22時
- テックキャンプ:平日16-22時|土日祝日13-19時
- テックエキスパート(夜間コース):平日19-22時|休日11時-22時
と整理しておきます。
テックキャンプは
- 平日は夕方から
- 休日は正午過ぎ
からじゃないと教室に入れないと考えてください。
仕事を辞めて本格的に学びたいなら、テックエキスパート(転職コース)の方が時間が無駄にならないと思います。
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5、カリキュラムの違い
最後に具体的なカリキュラムの内容について整理しておきます。
まず
- テックキャンプの内容はテックエキスパートでも学べる
というのは絶対に知っておいた方がいいです。
考え方としてはWeb開発において
- テックキャンプのカリキュラム内容
- =テックエキスパートの導入部分
という構成だと思ってください。
またテックキャンプの場合は良くも悪くも
- ノルマがない
ので、自己管理能力が低いと途中で挫折すると思います。
その点
- エキスパートはノルマがある
- (スケジュールもハード)
ので、モチベーションを保つのには有効だと思います。
テックキャンプを受講すると、エキスパートは10万円引きで受講できるのですが
- また同じことを学ばなければいけない
のであれば、最初からエキスパートを受講した方が賢いかもしれません。
6、テックキャンプだけでプロを目指せるのか?
私自身が実際に考えたことなのですが
- テックエキスパートで高いお金払わなくても、テックキャンプだけで未経験プログラマーとして転職できないのかな?
という気持ちがありました。
結論を言えば
- 人それぞれ
- テックキャンプできちんと(職業レベルまで)学べる人は、独学できる人
だと思います。
テックキャンプのカリキュラムをざっと見て、感じたのは
- すごくわかりやすい
- 丁寧で道筋がちゃんとしている
そういうタイプの教材です。
なので多分、人によっては最後までやり抜いても
- 何も考えずにカチカチと打ち込むだけ
- 前やったことを忘れてる
- =応用できない
ままに卒業してしまうのでは、と感じました。
なので
- 疑問点をもって自分で調べられる力
- 日々の学習をきちんと復習できる習慣
があり、テックキャンプで学んだことを土台にして、更に独学で知識を増やして、自分でオリジナルの成果物をゼロから複数作れるくらいの気概があれば、転職活動に望めるかもしれません。
が
- テックキャンプには転職サポートはない
ので、仕事を辞めていて不安がある人に積極的に進められるかというと何とも言えない次第です。
まとめ|テックキャンプとテックエキスパートの違い
ということで今回の記事では
- テックキャンプとテックエキスパートの違い
についてまとめてみました。
あくまで私個人の反省点としても
- まずは独学で出来ることを探す
のが正解かなとも思います。
ProgateとUdemyの基礎コースくらいはチェックした後の方が、色々と学べるものがあると思いますよ。
無料や数千円で学べる講座が、いくつもあります。
>>Progate | プログラミングの入門なら基礎から学べる[プロゲート]
>>Udemy |よくわかるRuby on Rails入門 オンライン講座
スクール選びに関しては結局のところ
- 目標設定が一番大切
なのではと思います。
私の場合は、テックエキスパートのカウンセリングも受けましたし、テックキャンプも受講しました。
が、結局のところプログラミングは少し自分の目指す方向性と違う、と自覚する結果で終わりました。
なので、いきなり大金を払ってエキスパートに通わなくて正解だったと考えています。
ただこのように結論を出せたのも
- 実際に足を運んでカウンセリングを受けた
- 手を動かしてプログラミングをしてみた
からです。
テックキャンプ系列に関しては、ネットの情報は古いものが多いです。
カリキュラムや料金体系、教室に関しても変更が多い。
なので、あまりネットの情報に惑わされず、自分の負担にならない範囲で行動してみるのがおすすめです。
また、無料体験会やカウンセリングに関してはどちらも
- とても満足度が高かった
と贔屓目なしに思っています。
なので、気になる方は足を運んで自分の目で判断するのが良いはずです。
>>テックキャンプ(転職コース:旧テックエキスパート)公式HPはこちら
ちなみに私の場合は悩みましたが、高額な転職コースではなく教養コースの申し込みをしました。
返金制度もありますし、スクールとしての安心度は高かったです。
校舎によって担当者の方の雰囲気も異なるので、悩むよりは説明会で話を聞くことをおすすめします。
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