旅行にガイドブックは必要ない?【旅の情報収集はスマホ1つでOKか否か】
今回の記事では、旅行時のガイドブックの必要性について自分なりの考えをまとめてみたいと思います。
ちなみに私自身は
- ガイドブックは買わない派
- だけど「あれば便利」と思ってる派
です。
私の場合、基本的に旅行の時はガイドブックは買わず、スマホを使って情報収集をしています。
けれど、ガイドブックを全く買わないというわけではなく、ヨーロッパ周遊前などには「地球の歩き方」を1冊購入して、情報収集した経験もあります。
個人的には
- 適宜、本とスマホを使い分ける
のが一番だと思っていますので、旅行時の情報収集方法について少しまとめてみたいと思います。
ガイドブックを購入しようか悩んでいる方は、参考にしてください。
1、基本スマホでどうにかなる
まず、いかにもデジタルゆとり世代な考えではあるかもしれませんが
- 基本的にスマホがあればどうにかなる
と思っています。
具体的にスマホ一台でできることをまとめると
- オフラインマップの使用
- 交通手段の検索&予約
- 宿の予約
- 口コミ検索
- 観光地検索
など、多岐に渡ります。
例えば、ガイドブックに地図が付いていますよね。
でも、スマホを利用すれば無料のオフラインマップで
- 自分の現在地
- 周辺の施設情報
- 目的地の場所
まで、全部確認することができます。
※オフラインマップの詳しい利用方法については、下の記事を参考にしてください。
レストランの口コミも、グーグルマップのオフライン機能を使えば
- 周辺のレストランやカフェの評判
をすぐにチェックできます。
むしろガイドブック掲載レストランより世界中の人の口コミが集まっていますから、穴場を見つけやすいです。
(※ガイドブックに掲載されているレストランは、観光客向けで値段が高かったり、混みあっていて入りにくいということも多々あります。実際に訪れて美味しい有名店も多いですけどね)
交通手段に関しても、ガイドブックのおまけのような説明文より、実際に旅行した人のブログなどを検索した方が
- 詳細な写真で現地の様子がわかる
- 実際に利用した感想もチェック
できます。
例えば、当ブログでも空港からパリ市内への移動方法について記事を書いています。
この記事で私は、絶対にバスを利用した方がいいと強調しました。
対してガイドブックには主観的な感想は書かれていないので
- バスでの移動
- 列車での移動
どちらも可能だと記されているのみです。
しかし現地に行くと、空港からパリ市内の列車移動はストで運行が中止していたり、雰囲気もピリピリしていて非常に悪いのです。
こういった情報は、ガイドブックにはあまり書かれていなかったりします。
ガイドブックの情報は正確かもしれませんが
- ネットに転がっている経験者の口コミ
を合わせて確認した方が、現地での状況を想像しやすいと個人的には思っています。
2、ガイドブックの利便性
とはいうものの
- ガイドブックにはガイドブックならではの魅力
はあるんですよね。
例えばスマホの場合は
- いちいち情報検索しないといけない
- 時間がかかる
というデメリットがあります。
私の場合はWiFiをレンタルしないので、有用な記事は宿のWiFiが使える場所で、すべてダウンロードし、外でもチェックできるようにしています。
が、いちいち調べてダウンロードするのも結構面倒です。
レンタルWiFiを利用していても
- 容量が減っていくのが不安
と感じて、ネット利用を思うようにできないこともあるでしょう。
一生懸命スマホでチェックした情報が古くて、役に立たなかったということもあります。
ガイドブックは本を開けば、その国の基本的な最新情報は網羅されているので
- 一気に情報を取得しやすい
というメリットがあります。
路線図や地図は、紙面で書き込みをしたり、位置情報を確認した方が分かりやすいということもあります。
実際、私もヨーロッパ周遊前に「地球の歩き方」を購入しました。
そしてまずはルートを決めるために、付属の地図にチェックを付け、訪れたい都市の位置情報を確認することから始めました。
こういった作業は、やはり紙の方が圧倒的に楽だなと思います。
3、ガイドブックは「旅の前」に読む
個人的には、ガイドブックはとても便利だなと思っています。
でも、荷物になるのも嫌なんです。
前述した「地球の歩き方」なんて、辞書のように分厚い本です。
なので私の場合は
- ガイドブックは持って行かない
- ⇒さらっと立ち読み
- ⇒あるいは古本屋で100円くらいの購入
- =現地の全体的な情報をつかむ
という使い方をしています。
ガイドブックをぱらっと見ておくと
- 有名な観光地
- 人気の食べ物
- 観光に便利なエリア
をざっくりと知ることができるので、大まかな予定や行きたい場所を決めやすいです。
あえて2年くらい前のガイドブックを古本屋で100円で購入し
- 必要部分だけ写メして持って行く
という手段で旅行したこともあります。
詳細な情報に関しては、その後にネットで調べることが多いです。
マイナーな旅行地の場合は、ネットで閲覧できるオプショナルツアーの旅程も覗いてみるといいです。
効率の良い観光方法や、拠点となる都市がわかるので、自力で手配できる場合は、その旅程をマネて、旅程を組んでいくと良いです。
4、ゲストハウスにガイドブックが置いてあるパターンも
私はよくゲストハウスに宿泊するのですが、特に国内旅行の場合
- 宿にガイドブックが大量に置いてある
ということも多いんです。
そういう時は「ラッキー♡」と思って、数冊のガイドブックを一気にチェックし、効率のよい観光ルートを模索します。
海外でも東南アジアで、日本人旅行者の多い宿に行くと
- 日本語のガイドブックが置いてある
ことがあります。
▲以前訪れた香港の宿にも、ばっちりガイドブック置いてありました。
また宿に到着すると、無料のマップをもらえることも多いです。
壁の装飾の一部がマップだったりするゲストハウスもあります。
こういったものを利用すると
- なんか旅行してるな♡
という雰囲気になって、個人的には楽しいです(笑)
ガイドブックはやはり荷物になってしまうのがネックなので、どうしても不安で旅行に持って行く前提なら
- 小さめサイズのガイドブックを選ぶ
という工夫も大切かと思います。
るるぶにも小さめサイズのガイドブックがありますよね。
5、ガイドブックは「正解」ではない
個人的に、ガイドブックを好んで持たないのには
- ガイドブックに頼り過ぎる
- =案外に疲れる
という旅行経験があったことも大きいです。
タイのバンコクに旅行に行ったときなんですが、2日しか観光できない旅程だったので
- 観光地
- 食事
- その他の娯楽施設
すべてをガイドブック頼りで訪れました。
その結果
- ガイドブックに載っている観光地に訪れなくてはいけない
という変な焦りが生まれてしまって、予定がぱんっぱんになってしまいました。
レストランも掲載されているところばかり訪れたのですが
- 値段が高い
- 観光客だらけ
で、期待値が大き過ぎる分、感動も少なかったんです。
あと掲載されているのも、日本語が通じるレストランに限定されていることが多い気もしますし、もっと安くて美味しい店もあるのではと思いました。
- ガイドブックは確かに有用
ではあります。
でもそれが「正解」だと考えて依存しすぎると、あまり柔軟に旅行できないと感じました。
特に私の場合は「すべてを網羅したい」という気持ちが強いので、情報が多すぎると追い込まれてしまうところがあります。
人それぞれ性格にもよると思いますが
- 真面目過ぎる人
- すべてを周らないと気が済まない人
は、案外に何も持たずにふらっとした方が気持ちは楽だと思います。
ふらっと立ち寄ったお店が案外に美味しかったという旅の記憶も、なかなかによいものですよ。
旅の仕方は人それぞれですが
- ガイドブックはあくまで「見本」
- 自分なりの旅行の仕方でOK
と気楽に出かけるのが、個人的にはおすすめです。
6、電子書籍を上手に利用するのもおすすすめ
ただ最近は
- 電子書籍でガイドブック閲覧
という方法があるのも知っておきましょう。
例えば
というサービスを利用すると400誌以上が見放題なのですが「るるぶ」もその中に入ってるんです。
初回は1か月無料なので、旅行前にお試し利用すればガイドブックを買う必要がなくなります。
- 国内海外問わず、ラインナップも豊富
- 荷物には一切ならない
しかも
- オフラインダウンロード
ができるので、ネット環境のない状態でもスマホでガイドブックの内容を確認できます。
欠点は
- スマホだと画面が小さい
- =読みにくい
というのはあると思いますが、無料で情報を漁れるなら全然OKという感じですね。
(月額料金400円というのも安いなと思います)
ただ、ガイドブックはパラパラと開いて、一気に情報を見れるという点に良さがあるので、そういう使い方ができないのは辛いかな。
あくまで個人的な意見ですが、お得だと思うので参考にして下さい。
まとめ|旅行にガイドブックは必要ない?
ということで今回は旅行時のガイドブックの必要性について、まとめてみました。
内容をまとめると
- 基本スマホでOK
- ガイドブックの良さもある
とまとめたうえで私の場合は
- 旅行前にガイドブックを確認
- 必要ならば購入
- 写メして一部だけ持って行く
- 詳細な情報はスマホで確認
というパターンがほとんとです。
旅行前にざっくりと行きたい場所は決めていきますが、行く方法に関しては、ほぼ現地の宿でネット検索です。
ただし
- 初日(移動日)の予定は完璧にする
というのを自分のルールにしています。
海外旅行の場合は特に
- 空港から市内への移動方法
- 宿の位置情報(行き方)
は、しっかりと情報を頭に入れ、きちんと流れを想定してから飛行機に乗ります。
やはりトラブルに巻き込まれやすいのは、移動時だと思いますからね。
私自身まだまだ失敗も多いので、自分の負担にならない範囲で、旅行を楽しめる方法を確立していけたらと思います。
それでは最後まで記事を読んで下さり、ありがとうございました!
トラベルグッズに関するほかの記事
後日、るるぶ読み放題サービスについて調べてみました。
実は
でも、電子版「るるぶ」読み放題できました。
知らない人も多いと思うので、ぜひ参考にしてくださいね。
コメント
コメント一覧 (2件)
はじめまして。おそらく森さんと同世代の女性です。一人街コンの記事が検索でヒットしたことをきっかけに、映画や旅行記事をいつも楽しみに拝見させていただいています!
1つ質問といいますか、リクエストがあります。
森さんはよく旅行へ行かれていると思うのですが、旅行中に手に入れたパンフレトやチケット等はどうされていますか?
スクラップブックやファイリング・・・
私は学生の頃はスクラップブックを作ったりもしましたが、社会人になってからというもの面倒になり、いつか見返すだろうとジップロックにブチ込んだままになっています。。。
物をもたない時代、デジタル化、様々な考えがあると思いますが、やっぱり捨てられないものもあるよなと。
森さんは旅の思い出をどう整理されているか、よろしければ知りたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
chikaさん
はじめまして!コメント下さり、ありがとうございます。
街コンの記事から、当ブログに興味をもってくださったのですね。色々と記事を読んでいただいているようで、嬉しいです。
質問、とても興味深く拝見させていただきました。
お気持ち、すごくよくわかります(笑)
私も以前は旅行中に手に入れたチケットやパンフレット類はすべて保存していました。
(同じようにジップロックにぶち込んでいたので思わず笑ってしまいました)
しかし最近では、キリがないなと思い、潔く捨てることにしています。
ただ美術館などの入場チケットは、できるだけ本のしおりとして活用するようにしています。
パンフレットも資料として使えるものは、未だに厳選して残していることが多いです。
またお土産に関しては、自分のものは一回の旅行に1つだけ(もしくは買わない)と決めていて、なるべくモノが増えないようにしています。
それから私がブログをする動機としても、旅行で撮影した写真や記憶を整理して、いつでも目に触れるところに置いておきたいという気持ちがあります。
この件に関しては、旅好きの人たちが集まってお喋りしたら楽しそうだなと感じました。
参考になれば幸いです。
それでは、今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。