食事の予約を忘れずに!豊島に宿泊する前に知っておきたい注意点
今回の記事では瀬戸内国際芸術祭で多くの人が足を運ぶであろう
- 豊島
に会期期間中、宿泊するときの注意点をまとめたいと思います。
私自身が実際に宿泊してみて
あ、しまった
と思った点がいくつかありましたので、同じように島内宿泊をする人が参考になる記事を書ければ幸いです。
1、夕食の確保をする
まず豊島に宿泊するうえで、一番大事なのが
夕食の確保
これです。
豊島にある食事処は、夜までやっている場所が非常に少ないです。
なので宿を予約する際は、悪いことは言いませんから
- なるべく食事付きの宿泊プラン
を選んだほうが絶対にいいと思います。
素泊まりする場合は
- 夜やってるレストランを予約
して、準備万全にしてから島を訪れましょう。
2、豊島で夜にやっている食事処は?
参考までに豊島で、夜にやっている食事処を紹介しておきます。
当日の開店状況が異なることもありますので、事前に定休日を確認したり、予約することをおすすめします。
家浦地区
※がついているお店は夜利用の場合、予約必須のお店です。
ちなみに私が宿泊したのは、家浦地区の「田村さんち」でした。
※私が宿泊した場所の詳しいレビューは下記事にまとめています。
PEACEというお店に入って食事をしたのですが…残念ながら人に勧められる味ではないと感じました。
家浦港付近は夜になると、ほとんど人通りがなく、周辺にはスーパーなども見当たりません。
食事処を予約せず、宿を素泊まりにしたことを非常に後悔しました。
硯地区
硯地区は
がよる営業をしています。
ちなみ私はランチで「海のレストラン」を利用しました。
開店と同時に入ったので、予約しなくても入れました。
ランチ1600円、値段は高いです(汗)
味も何とも言えませんでしたが、海に面していて非常に雰囲気は良いです。
建物とロケーションが一つの作品のようだなと感じたので、興味がある方は足を運んでみてください。
ゲストハウスmammaは非常にレビューが高く、私も宿泊したかったのですが
- 既に予約でいっぱいだった
ので今回の旅行では断念しました。
予約が空いていれば、このゲストハウスに宿泊して食事もここでとると良いかもしれません。
唐櫃地区
唐櫃地区は
となっています。
唐櫃地区は、豊島美術館や心臓のアーカイブに近しいエリアなので
- 家浦から豊島に入る
- 観光
- 唐櫃に宿泊する
という流れで島を横断するのが良いでしょう。
翌朝、唐櫃港から別の島に行けば、時間を無駄にせずスムーズに観光できると思いました。
(その逆もまた然りです)
食事処については、以下の公式HPを要チェックするのがおすすめです。
3、宿泊施設は公式HPから探す
豊島の宿泊施設は
- 豊島の公式HPから探す
のがおすすめです。
私自身いつも旅行する癖で、最初は宿泊施設検索サイトを利用していました。
でも情報が全然なくて…
公式HPを見たところ、民泊の案内もあり、食事処の案内もきちんとありました。
なので予約も公式からチェックして行うとよいと思います。
4、島の地形を考慮し、利用する港を決める
豊島に行く前に必ず
- どちらの港から入るか
- どちらの港から出るか
- 次に訪れる島
を予定と合わせて決めておくことをおすすめします。
先程も書きましたが、できるなら
- 出入りを別々の港にした方が楽
なのではないかな、と個人的には感じました。
というのも豊島は
- 坂が多い
というのが特徴になっています。
具体的には家浦~硯~唐櫃の道のりが、1つの大きな小高い山のような地形になっています。
なので豊島美術館付近の景色は見晴らし良く、とてもきれいです。
でも行きも帰りも同じ港にすると、来た道を帰らなくてはいけないので
- 2度、山を上ったり下りたりする
ような感じになり、とても疲れてしまいました。
私はバスと自転車を両方利用して観光したのですが…。
それでも作品を見て回るために歩くシーンが非常に多かったです。
別記事にも書きましたが、必ずスニーカーとリュック装備で訪れましょう。
5、豊島美術館の予約を必ずする
私は豊島に1泊する予定だったので時間には余裕があると思い
- 予約しなくても入れる
と高をくくって、豊島に足を運びました。
ですが実際、豊島美術館は
- 正午に予約
- ⇒ギリギリ間に合った
という感じでした。
たまたま道に立っている係の人に、美術館の行き方を聞いたところ「予約しないと、もう間に合わないよ」と教えてもらうことができました。
もし道を聞いてなかったら…呑気な私は豊島美術館に入ることはできなかったかもしれません。
また
- 豊島美術館の近くには何もない
ので、時間を潰すために別の場所から行ったり来たりするのが、非常に面倒でした。
豊島美術館のチケットは
- ネットからオンラインで予約
することができます。
面倒臭がらずに、予めきちんと公式HPでチケット予約して美術館に足を運ぶのがおすすめです。
ちなみに豊島美術館は、一言で表すと
- 昼寝最適な神秘空間
という感じです。
私はすごく気に入ってしまって、猫のようにごろごろと1時間以上、滞在していました。
お土産コーナーもなんだかオシャレ。
気になる人は、ぜひ足を運んでほしいです。
豊島でおすすめの作品・施設
最後に私が豊島で鑑賞した中で、気に入った作品や施設を紹介して記事を終わりにしたいと思います。
家浦地区では
が見ごたえがあり、外せないかなと感じました。
硯地区では
という宿泊施設の見学がおすすめです。
一軒家の貸し切り宿泊施設で、芸術祭期間中は特定の時間帯だけ、施設内を見て回ることができます。
最大6名まで宿泊できるので、大人数で貸切るのも楽しそうだなと感じました。
という円形スクリーンの作品も、面白かったです。
ちなみに
という場所があるのですが、芸術祭で見たすべての作品の中で一番拍子抜けしたので、足を運ぶ際は注意してください。
(アクセスも良くないので、無理して訪問するのはやめたほうがいいかも)
唐櫃地区では
が気に入りました。
特に気に入ったのが「ストームハウス」です。
家の中に入るとまるで嵐が来たかのように家が震えたり、ぴかっと雷が光るようになっていて面白かったです。
「ささやきの森」は、クリスチャン・ボルタンスキー展で類似作品を見ていたので、絶対行きたいと思い足を運びました。
▲以前、大阪で訪れたクリスチャン・ボルタンスキー展にあった類似作品。
が、この展示はアクセスが非常に悪いです。
滅茶苦茶、歩きます…
悲鳴が声にならないくらいに歩く…
完全にハイキングのように道を上っていきました。
猛暑のなか、飲み物も何も持ち歩いていなかったので、本当に苦しかったです。
(こんな山奥に作品作るって何考えてんだよボルタンスキー!!!)
とマジで泣きそうになりました。
が、たどり着いたときは嬉しさと疲労で30分くらい切り株の上に座っていました。
ちなみに作品はこれ。
写真で見ると、ただの森ですが
よく見ると…
そう、このような風鈴が山のように刺さっているんです。
(音色がとてもきれいなので、動画でお見せしたいところなんですが…)
クリスチャン・ボルタンスキーが好きな人にはおすすめです。
>インタビュー記事:ボルタンスキー、「アート」と「アーティスト」のあるべき姿について語る
道のりが非常に険しいので、特に思い入れがなければ、外した方が無難かなとも思います。
以上、メモ程度ですが鑑賞作品選びの参考にしてください。
まとめ|瀬戸内国際芸術祭で「豊島」に宿泊した感想と注意点
ということで今回の記事では
- 豊島に宿泊する前に知っておきたい注意点
をまとめてみました。
内容としては
- 夕食の確保が大事
- レストランは予約すべき
- 宿泊施設は公式HPに多数掲載
- 島の地形を知っておく
- 港は別々に利用するのがおすすめ
- 美術館は要予約
という内容でした。
私は2019年の芸術祭で初めて豊島に宿泊しましたが、1泊したことでほぼすべての展示を見ることができました。
日帰りも十分可能ですが、やはり
- 1泊した方が余裕をもって観光できる
とは感じました。
ぜひ興味がある方は、豊島で宿泊する旅程を計画してみてくださいね。
それでは最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!
豊島へのアクセス方法
豊島へのアクセスは、別の島からの場合
- 直島(本村)⇒豊島(家浦)
- 直島(宮浦)⇒豊島(家浦)
- 犬島⇒豊島(家浦)
- 直島(宮浦)⇒豊島(唐櫃)
- 小豆島(土庄)⇒豊島(唐櫃)
以上、5つの便があります。
本州や四国の港から訪問する場合は
- 高松⇒豊島(唐櫃)
- 宇野⇒豊島(家浦)
の2つの便があります。
ただし高松港からの便は、1日2本と非常に少ないです。
別の島経由でなければ、宇野港から出発するのが良いかもしれませんが
- 宇野港は岡山駅から電車で約50分
- 高松港は空港がある
ので、東京からのアクセスは高松の方が良いと思います。
宜しければ参考にして下さい。
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