個人手配でヨーロッパ周遊するときの移動方法は?【飛行機・列車・バスの3つを解説】

今回の記事では
- ヨーロッパ周遊したい
- 自力で旅行手配したい
- でも方法がさっぱりわからない
という人に向けてヨーロッパ周遊時に私が利用した交通機関をまとめてみました。
具体的な交通手段は
- 高速バス
- 列車
- 飛行機
の3つです。
ちなみに今まで私は一人旅で二度ヨーロッパ周遊をしており、全11か国(バチカン市国含む)に訪問しました。
※訪問国やルートに関しては、下の記事ににすべてまとめています。

※また、旅費を安くするための全体的な工夫については、 下の記事にまとめていますのであわせて参照されることをおすすめします。

レンタカーやバイクで旅するのも憧れているのですが、今回は実際に経験していないので省略いたしました。
どのようにヨーロッパ周遊をしようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
それでは以下、順番に確認していきたいと思います。
1、高速バス(FLIXBUS)
まず、おすすめしたいのが、FlixBusというヨーロッパ全土を走る最強の高速バス会社です。
蛍光緑の塗装が特徴的なバスで、大体どこにでもこのバスあります。
そして
- FLIXBUSで行き先を調べれば、ほとんどの目的地がある
ので、とにかく行きたい場所があったら、まずこれで調べます。
- 夜行バスもある
- wifiも利用できる
- 座席は日本のバスより広め
- 予約の管理も楽
というのが魅力です。
このサービスはアプリがありまして、ダウンロードすると使い勝手が良いです。
ぜひヨーロッパ周遊前にご準備ください。
このアプリを使って予約すると
- オフラインでも予約票が見れる
というのも便利な点です。
運転手さんがバーコードリーダーで読み取ってくれて、乗車するのでプリントする必要もありません。
▲アプリで表示可能です。運転手さんに見せるだけでオッケーで、オフラインでも表示できます。
ただ注意点もあり
- 日本語対応はなし
- バス停(乗り場降り場)を間違えると悲惨
- 乗り換えは必ずチェック
- バスの遅れもある
と知っておいてください。
旅慣れていた方が、トラブルには巻き込まれにくいサービスではあります。
個人的には、めちゃくちゃ使いました。
とにかく安いから
です。
具体的な感想や注意点、バスの利用方法に関しては「高速バス(FLIXBUS)でヨーロッパ周遊してみた感想と反省点」という記事に詳細にまとめています。
これ以上、日本語で「FLIXBUS」の使い方をまとめた記事は他にないと自負していますので(笑)ぜひ、参考にしてください。

2、列車
高速バスは確かに安くおすすめできるのですが
- 実は列車と値段があまり変わらない場合もある
- 時間がかかり過ぎる
というデメリットもあります。
一般的には高速バスの方が安くはあるのですが、予約の時期が遅いと列車と値段が変わらないということもあるのです。
またスイスのように
- そもそもバスの路線がない
という地域もあります。
こういったときには、列車を利用します。
チケットは高騰する前に、早めに購入しておいた方が安い。
レイルヨーロッパ
- 旅行する国の国鉄HP(アプリもダウンロードすると◎)
でチケットの相場やお得なセールがないかを事前に確認しておきましょう。
早めに予約すれば、バスと値段が変わらないこともあります。
また先ほど紹介したバスは
- 英語
で予約・利用する必要があります。
が、レイルヨーロッパは日本語で予約ができるので語学に不安がある方にもおすすめできます。
お得なセールが多いので、旅行するのであればチェックしておいて損はないです。
ちなみにチケットを当日窓口などで購入するときは
- 行き先を書いたメモを渡しながら説明
すると◎です。
自分の英語が「伝わらないかも」という心配がなくなり、気が楽だと思います。
メモとペンは持って行くと何かと便利ですよ。
また列車乗り放題パス(ユーレイルパス)を購入しようか悩んでいる方もいると多いと思います。
自分なりの見解を記事にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。


3、飛行機
最後に紹介するのが、飛行機です。
私は1度目のヨーロッパ周遊は飛行機を使わず
- 高速バス&列車のみ
を利用しました。
結果、旅の後半は余裕がなくなり、夜行バスを乗り継いで一日が終わったこともありました。
反省して2度目の周遊は飛行機(ポーランド~イタリア)を1度だけ利用。
その結果
- 非常に時間を節約することができた
と思います。
飛行機の乗り方に関しては、日本に行くとき戻るときと何1つ変わりません。
上手く活用すれば、かなり効率よくヨーロッパ周遊が可能になりますので、ぜひ飛行機の利用を念頭に置いておくことをおすすめします。
航空券の検索に関しては、ここでは「Google フライト」を利用します。
- 現在地を入力(例:パリ)
- 行き先は「ヨーロッパ」
- 片道
で検索してみてください。
すると…
安い
と思いませんか?
パリからロンドンは飛行機で一時間、5000円もかからないと判明するわけです。
ローマやリスボンにも行けちゃいます。
これは、ワクワクしてきますよね!
ヨーロッパの国々は距離が近いので飛行時間は1~2時間です。
搭乗までに時間がかかるとしても半日あれば十分移動できます。
またヨーロッパの夏は
- 夜21時過ぎまで明るい
ので移動日も余裕で観光できました。
ちなみに航空券に関しては「スカイスキャナー」も使い勝手が良く非常におすすめな航空券検索ツールなので、ぜひ利用してください。
実際にヨーロッパで飛行機で移動した感想
実際にヨーロッパ間を飛行機に乗って移動してみた感想としては
- チェックインもネットで事前にできる
- スタンプも押されない
- 想像以上に手軽
でしたよ。
※ただし飛行時間は短いですが、バスや列車に比べると、空港までの移動時間や早めの移動準備が必要になります。


格安の飛行機なので荷物の大きさ制限が、日本より厳しいと感じました。
(荷物持ち込み選択で追加料金はいくらかあると考えた方が◎)
検索の際には
- 深夜便や早朝便もあるので、スケジュール管理は注意
してください。
をうまく利用すれば
- 日本からヨーロッパに安く飛ぶ
- そこをスタート地点に好きな国に飛ぶ
という旅行プランがたてられるんです。
ヨーロッパ周遊におすすめの日数は?
個人的にヨーロッパ周遊におすすめの日数は
- 2~3週間超
です。
勿論、可能であれば1か月、2か月と周遊しても良いと思います。
ただヨーロッパは
- 全体的に物価が高い
という傾向にあります。
なのであまり長居すると、食費と宿代でお金が消えて行ってしまうんですよね。
お金に余裕がないバックパッカー旅行であれば、30万を旅費と考えて、2~3週間で数カ国巡るというのがベストだと思いますよ。
僭越ながら当ブログもヨーロッパ旅行記を随時更新しておりますので、宜しければ旅の参考にしてください。
【まとめ】時間と費用を上手に組み合わせよう
以上3つの移動手段を臨機応変に使うことで
- 費用と時間を節約する
というのが、安くヨーロッパを周遊する大きなポイントになります。
もう一つ注意した方がいいのは
- 移動しすぎるのも疲れる
という点です。
何ヵ国にも行きたいという気持ちもあるのですが、無理をすると移動だけで旅が終わるということになりかねません。
(経験済み)
なので、事前に旅行者の体験記(ブログ)やガイドブックを見て
- 何日あれば充実した観光ができるかチェックしておくのが良い
と思います。
例えば当ブログの旅行記ですが
- アムステルダム(半日)
- =失敗だった…
という具合に感想を述べています。
こういった旅の記録を参考にすることで、各都市にどれくらい滞在しようかという目安になるはずと私は考えています。
ぜひ旅行の参考にしてくださいね。


※ヨーロッパ周遊のその他の内容に関しては、以下のリンクを参考にしてください。
- はじめてのヨーロッパ一人旅におすすめのエリアは?
- EUの出入国審査はどんな感じ?
- ヨーロッパ周遊どこの国からスタートすべき?【ルートの立て方】
- ユーレイルパスは必要か?
- フランス~ベルギー~オランダ横断する際のポイント
- 高速バス(FLIXBUS)の使い方・注意点
それでは最後まで記事を読んで下さり、ありがとうございました!
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